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【2019年版】国内製薬会社ランキング―武田、買収で2兆円超え 改定響き中堅以下は苦戦

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国内製薬企業の2019年3月期決算が出そろいました。AnswersNewsが19年3月期を中心に東証1部上場の主要製薬企業42社(製薬が本業でない企業が手がける医薬品事業を含む)の直近の決算を集計したところ、売上高は全体で前期比4.7%増、営業利益は0.2%増となりました。

 

大手を中心に海外事業が好調だった企業や新製品が伸びた企業が増収となった一方、国内中心の中堅以下は薬価改定や後発医薬品の影響で苦戦。明暗がくっきりと分かれる決算となりました。

 

【売上高ランキング】大手は主力品が好調 小野、明治など2ケタ増収

2019年版 国内製薬会社売上高ランキング。社名:武田薬品工業・売上高:2,097,224百万円・前年比:18.5パーセント・営業利益:204,969百万円・前年比:マイナス15.2パーセント・営業利益率:9.8パーセント。社名:アステラス製薬・売上高:1,306,348百万円・前年比:0.5パーセント・営業利益:243,912百万円・前年比:14.4パーセント・営業利益率:18.7パーセント。社名:大塚HD*1・売上高:1,291,981百万円・前年比:4.2パーセント・営業利益:108,304百万円・前年比:4パーセント・営業利益率:8.4パーセント。社名:第一三共・売上高:929,717百万円・前年比:マイナス3.2パーセント・営業利益:83,705百万円・前年比:9.7パーセント・営業利益率:9パーセント。社名:エーザイ・売上高:642,834百万円・前年比:7.1パーセント・営業利益:86,154百万円・前年比:11.6パーセント・営業利益率:13.4パーセント。社名:中外製薬*1・売上高:579,787百万円・前年比:8.5パーセント・営業利益:124,323百万円・前年比:25.7パーセント・営業利益率:21.4パーセント。社名:大日本住友製薬・売上高:459,267百万円・前年比:マイナス1.6パーセント・営業利益:57,884百万円・前年比:マイナス34.4パーセント・営業利益率:12.6パーセント。社名:田辺三菱製薬・売上高:424,767百万円・前年比:マイナス2.1パーセント・営業利益:50,303百万円・前年比:マイナス34.9パーセント・営業利益率:11.8パーセント。社名:塩野義製薬・売上高:363,721百万円・前年比:5.5パーセント・営業利益:138,537百万円・前年比:20.2パーセント・営業利益率:38.1パーセント。社名:協和発酵キリン*1・売上高:346,531百万円・前年比:マイナス1.9パーセント・営業利益:58,694百万円・前年比:1.7パーセント・営業利益率:16.9パーセント。社名:小野薬品工業・売上高:288,634百万円・前年比:10.2パーセント・営業利益:62,010百万円・前年比:2.2パーセント・営業利益率:21.5パーセント。社名:大正製薬HD・売上高:261,551百万円・前年比:マイナス6.6パーセント・営業利益:31,211百万円・前年比:マイナス15.6パーセント・営業利益率:11.9パーセント。社名:参天製薬・売上高:234,026百万円・前年比:4パーセント・営業利益:45,098百万円・前年比:16.6パーセント・営業利益率:19.3パーセント。社名:明治HD(医薬品)・売上高:198,600百万円・前年比:17.9パーセント・営業利益:14,200百万円・前年比:29.2パーセント・営業利益率:7.2パーセント。社名:沢井製薬・売上高:184,341百万円・前年比:9.7パーセント・営業利益:25,798百万円・前年比:16.2パーセント・営業利益率:14パーセント。社名:日医工・売上高:166,592百万円・前年比:1.1パーセント・営業利益:8,223百万円・前年比:マイナス20.2パーセント・営業利益率:4.9パーセント。社名:帝人(ヘルスケア)・売上高:157,500百万円・前年比:1.4パーセント・営業利益:35,500百万円・前年比:マイナス1.4パーセント・営業利益率:22.5パーセント。社名:久光製薬*2・売上高:143,408百万円・前年比:マイナス3.4パーセント・営業利益:22,278百万円・前年比:マイナス17.3パーセント・営業利益率:15.5パーセント。社名:旭化成(医薬・医療)・売上高:135,500百万円・前年比:マイナス0.1パーセント・営業利益:18,400百万円・前年比:マイナス6.6パーセント・営業利益率:13.6パーセント。社名:ツムラ・売上高:120,906百万円・前年比:2.6パーセント・営業利益:18,520百万円・前年比:8.6パーセント・営業利益率:15.3パーセント。社名:日本新薬・売上高:114,716百万円・前年比:13.1パーセント・営業利益:20,644百万円・前年比:20.9パーセント・営業利益率:18パーセント。社名:日本たばこ産業*1(医薬)・売上高:113,992百万円・前年比:8.9パーセント・営業利益:26,297百万円・前年比:9.1パーセント・営業利益率:23.1パーセント。社名:キョーリン製薬HD・売上高:113,620百万円・前年比:2.7パーセント・営業利益:8,972百万円・前年比:1.7パーセント・営業利益率:7.9パーセント。社名:持田製薬・売上高:109,643百万円・前年比:2.7パーセント・営業利益:10,590百万円・前年比:マイナス9.2パーセント・営業利益率:9.7パーセント。社名:東和薬品・売上高:105,104百万円・前年比:12.5パーセント・営業利益:15,968百万円・前年比:37.1パーセント・営業利益率:15.2パーセント。社名:科研製薬・売上高:94,165百万円・前年比:マイナス4.3パーセント・営業利益:24,592百万円・前年比:マイナス10.6パーセント・営業利益率:26.1パーセント。社名:キッセイ薬品工業・売上高:72,297百万円・前年比:マイナス2.3パーセント・営業利益:6,202百万円・前年比:マイナス37.3パーセント・営業利益率:8.6パーセント。社名:鳥居薬品*1*5・売上高:62,551百万円・前年比:マイナス2.5パーセント・営業利益:4,951百万円・前年比:マイナス21.2パーセント・営業利益率:7.9パーセント。社名:ゼリア新薬工業・売上高:61,831百万円・前年比:マイナス4.2パーセント・営業利益:3,737百万円・前年比:マイナス22.6パーセント・営業利益率:6パーセント。社名:スズケン(医薬品製造)・売上高:47,030百万円・前年比:マイナス10.0パーセント・営業利益:868百万円・前年比:マイナス11.9パーセント・営業利益率:1.8パーセント。社名:あすか製薬・売上高:46,706百万円・前年比:マイナス4.6パーセント・営業利益:1,782百万円・前年比:マイナス36.9パーセント・営業利益率:3.8パーセント。社名:日本化薬(医薬)・売上高:46,231百万円・前年比:マイナス2.6パーセント・営業利益:4,061百万円・前年比:マイナス36.6パーセント・営業利益率:8.8パーセント。社名:扶桑薬品工業*5・売上高:46,074百万円・前年比:0.4パーセント・営業利益:1,261百万円・前年比:58パーセント・営業利益率:2.7パーセント。社名:アルフレッサHD(医薬品等製造)・売上高:40,744百万円・前年比:マイナス2.6パーセント・営業利益:1,559百万円・前年比:マイナス45.0パーセント・営業利益率:3.8パーセント。社名:日本調剤(医薬品製造販売)・売上高:40,659百万円・前年比:6.8パーセント・営業利益:1,885百万円・前年比:57.8パーセント・営業利益率:4.6パーセント。社名:富士製薬工業*3・売上高:37,909百万円・前年比:7.1パーセント・営業利益:4,391百万円・前年比:1.8パーセント・営業利益率:11.6パーセント。社名:日本ケミファ・売上高:34,182百万円・前年比:マイナス3.3パーセント・営業利益:1,464百万円・前年比:マイナス20.8パーセント・営業利益率:4.3パーセント。社名:生化学工業・売上高:28,384百万円・前年比:マイナス5.9パーセント・営業利益:977百万円・前年比:マイナス31.3パーセント・営業利益率:3.4パーセント。社名:JCRファーマ・売上高:23,160百万円・前年比:12.5パーセント・営業利益:4,967百万円・前年比:31.3パーセント・営業利益率:21.4パーセント。社名:ヤクルト本社(医薬品)・売上高:21,696百万円・前年比:マイナス15.5パーセント・営業利益:マイナス1,803百万円・前年比:―パーセント・営業利益率:ーパーセント。社名:わかもと製薬*5・売上高:10,739百万円・前年比:マイナス1.5パーセント・営業利益:マイナス391百万円・前年比:―パーセント・営業利益率:―パーセント。社名:ペプチドリーム*4*5・売上高:6,426百万円・前年比:31.3パーセント・営業利益:2,910百万円・前年比:16.9パーセント・営業利益率:45.3パーセント。

 

売上高ランキングでは、武田薬品工業が2兆972億円(前年比18.5%増)でトップ。今年1月に買収したシャイアーの業績が加わったことで、日本の製薬会社として初めて売上高2兆円を突破しました。買収の影響を除くと1.0%の増収。潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「エンティビオ」など主力品が好調で、同剤の売上高は33.7%増の2692億円に達しました。

 

2位は1兆3063億円(0.5%増)を売り上げたアステラス製薬。主力の前立腺がん治療薬「イクスタンジ」が3331億円(13.2%増)に拡大したものの、国内で苦戦し、売上高は前年からほぼ横ばいでした。3位の大塚ホールディングス(HD)は、抗精神病薬「レキサルティ」「エビリファイメンテナ」や国内の新製品群が順調に成長し、4.2%の増収となりました。

 

前年度から売り上げを大きく伸びたのは、11位の小野薬品工業(10.2%増)や14位の明治HD(17.9%増)、21位の日本新薬(13.1%増)など。小野は免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」関連のロイヤリティ収入が増え、明治HDはKMバイオロジクスの子会社化で大幅な増収となりました。日本新薬は肺動脈性高血圧症治療薬「ウプトラビ」が好調で、9年連続の増収。順位も3つ上げました。

 

一方、上位陣で減収となったのは、第一三共(3.2%減)や大日本住友製薬(1.6%減)、田辺三菱製薬(2.1%減)、協和発酵キリン(1.9%減)など。薬価改定や主力品の特許切れが響きました。売上高1000億円以上の企業で前年から売り上げを落としたのは25社中7社(28.0%)だった一方、1000億円以下の企業では17社中12社(70.6%)が減収。企業規模による業績の格差が浮き彫りになりました。

 

営業利益はアステラスがトップを奪還

営業利益では、14.4%増の2439億円を計上したアステラスが武田から首位を奪還しました。2位の武田はシャイアー統合の関連費用がかさみ、15.2%減の2050億円。買収の影響を除けば、70.3%増の4118億円でした。大日本住友(34.4%減)や田辺三菱(34.9%減)も大幅な減益。売上高同様、中堅以下の企業は軒並み2桁の減益となりました。

 

売上高上位の企業で営業利益率が高いのは、塩野義製薬(38.1%)や小野(21.5%)、中外製薬(21.4%)など。逆に、大塚HDや第一三共、武田は10%を下回りました。

 

国内主要製薬企業の売上高と営業利益率の分布図

 

【研究開発費ランキング】トップ武田は3683億円 大塚HDなど大幅増

2019年版 国内製薬会社 研究開発費ランキング。社名:武田薬品工業・研究開発費:3,683億円・前年比:13.2パーセント・売上高比:17.6パーセント・前年比:マイナス0.8ポイント・19年度予想:4,910億円。社名:大塚HD*1・研究開発費:2,161億円・前年比:23.1パーセント・売上高比:16.7パーセント・前年比:2.6ポイント・20年度予想:2,250億円。社名:アステラス製薬・研究開発費:2,087億円・前年比:マイナス5.5パーセント・売上高比:16パーセント・前年比:マイナス1.0ポイント・21年度予想:2,110億円。社名:第一三共・研究開発費:2,037億円・前年比:マイナス13.7パーセント・売上高比:21.9パーセント・前年比:マイナス2.7ポイント・22年度予想:2,250億円。社名:エーザイ・研究開発費:1,448億円・前年比:3.8パーセント・売上高比:22.5パーセント・前年比:マイナス0.7ポイント・23年度予想:1,545億円。社名:大日本住友製薬・研究開発費:1,024億円・前年比:17.8パーセント・売上高比:22.3パーセント・前年比:3.7ポイント・24年度予想:860億円。社名:中外製薬*1・研究開発費:992億円・前年比:6.8パーセント・売上高比:17.1パーセント・前年比:マイナス0.3ポイント・25年度予想:1,020億円。社名:田辺三菱製薬・研究開発費:865億円・前年比:9.4パーセント・売上高比:20.4パーセント・前年比:2.1ポイント・26年度予想:855億円。社名:小野薬品工業・研究開発費:700億円・前年比:1.7パーセント・売上高比:24.3パーセント・前年比:マイナス2.0ポイント・27年度予想:720億円。社名:塩野義製薬・研究開発費:683億円・前年比:14パーセント・売上高比:18.8パーセント・前年比:1.4ポイント・28年度予想:495億円。社名:協和発酵キリン*1・研究開発費:486億円・前年比:マイナス1.2パーセント・売上高比:14パーセント・前年比:0.1ポイント・29年度予想:525億円。社名:日本たばこ産業*1(医薬)・研究開発費:371億円・前年比:13.9パーセント・売上高比:32.5パーセント・前年比:1.4ポイント・30年度予想:―億円。社名:参天製薬・研究開発費:238億円・前年比:マイナス2.6パーセント・売上高比:10.2パーセント・前年比:マイナス0.7ポイント・31年度予想:280億円。社名:旭化成(医薬・医療)・研究開発費:219億円・前年比:2.3パーセント・売上高比:16.2パーセント・前年比:0.4ポイント・32年度予想:―億円。社名:大正製薬HD・研究開発費:208億円・前年比:マイナス1.7パーセント・売上高比:8パーセント・前年比:0.4ポイント・33年度予想:226億円。社名:日本新薬・研究開発費:167億円・前年比:26.3パーセント・売上高比:14.6パーセント・前年比:1.5ポイント・34年度予想:151億円。社名:沢井製薬・研究開発費:167億円・前年比:14.7パーセント・売上高比:9パーセント・前年比:0.4ポイント・35年度予想:146億円。社名:明治HD(医薬品)・研究開発費:165億円・前年比:23.9パーセント・売上高比:8.3パーセント・前年比:0.4ポイント・36年度予想:189億円。社名:キッセイ薬品工業・研究開発費:157億円・前年比:10.8パーセント・売上高比:21.7パーセント・前年比:2.6ポイント・37年度予想:110億円。社名:久光製薬*2・研究開発費:130億円・前年比:マイナス13.6パーセント・売上高比:9.1パーセント・前年比:マイナス1.1ポイント・38年度予想:130億円。社名:持田製薬・研究開発費:130億円・前年比:9.2パーセント・売上高比:11.9パーセント・前年比:0.7ポイント・39年度予想:120億円。社名:キョーリン製薬HD・研究開発費:108億円・前年比:マイナス24.2パーセント・売上高比:9.5パーセント・前年比:マイナス3.4ポイント・40年度予想:109億円。社名:科研製薬・研究開発費:103億円・前年比:25.9パーセント・売上高比:10.9パーセント・前年比:2.6ポイント・41年度予想:106億円。社名:東和薬品・研究開発費:79億円・前年比:2.5パーセント・売上高比:7.5パーセント・前年比:マイナス0.7ポイント・42年度予想:79億円。社名:生化学工業・研究開発費:71億円・前年比:マイナス15.0パーセント・売上高比:25.2パーセント・前年比:マイナス2.7ポイント・43年度予想:68億円。社名:ゼリア新薬工業・研究開発費:68億円・前年比:マイナス6.8パーセント・売上高比:11パーセント・前年比:マイナス0.3ポイント・44年度予想:―億円。社名:ツムラ・研究開発費:59億円・前年比:マイナス2.0パーセント・売上高比:4.9パーセント・前年比:マイナス0.2ポイント・45年度予想:70億円。社名:鳥居薬品*1*5・研究開発費:41億円・前年比:マイナス10.2パーセント・売上高比:6.6パーセント・前年比:マイナス0.6ポイント・46年度予想:33億円。社名:ヤクルト本社(医薬品)・研究開発費:38億円・前年比:18.8パーセント・売上高比:17.5パーセント・前年比:5ポイント・47年度予想:32億円。社名:日医工・研究開発費:35億円・前年比:マイナス21.6パーセント・売上高比:2.1パーセント・前年比:マイナス0.6ポイント・48年度予想:―億円。社名:日本調剤(医薬品製造販売)・研究開発費:27億円・前年比:0パーセント・売上高比:6.6パーセント・前年比:マイナス0.5ポイント・49年度予想:33億円。社名:日本ケミファ・研究開発費:21億円・前年比:マイナス9.4パーセント・売上高比:6パーセント・前年比:マイナス0.4ポイント・50年度予想:24億円。社名:富士製薬工業*3・研究開発費:18億円・前年比:マイナス3.6パーセント・売上高比:4.6パーセント・前年比:マイナス0.5ポイント・51年度予想:24億円。社名:ペプチドリーム*4*5・研究開発費:9億円・前年比:153.7パーセント・売上高比:14.3パーセント・前年比:6.9ポイント・52年度予想:12億円。

 

研究開発費ランキングでも武田が3683億円(前年比13.2%増)でトップ。2位の大塚HDは昨年から23.1%増加し、2000億円を突破しました。

 

前年から研究開発費が大きく増えたのは、大日本住友(17.8%増)や日本新薬(26.3%増)、明治HD(23.9%増)、ペプチドリーム(153.7%増)など。売上高に対する比率では、エーザイ(22.5%)や大日本住友(22.3%)、第一三共(21.9%)、田辺三菱(20.4%)が20%を超えました。

 

19年度は、武田が買収により4910億円と大幅増を計画。武田以外も多くの企業で増加する見込みとなっており、費用は膨らむ傾向にあります。

 

【海外売上高ランキング】ロイヤリティ伸びる塩野義・小野、エーザイなど6社が売上高比50%超

2019年版 国内製薬会社 海外売上高ランキング。社名:武田薬品工業・海外売上高:15,262億円・前年比:28.2パーセント・売上高比:72.8パーセント・前年比:5.6ポイント。社名:アステラス製薬・海外売上高:9,097億円・前年比:3.5パーセント・売上高比:69.6パーセント・前年比:2ポイント。社名:大塚HD*1・海外売上高:6,465億円・前年比:7.5パーセント・売上高比:50パーセント・前年比:1.5ポイント。社名:エーザイ・海外売上高:3,458億円・前年比:16.2パーセント・売上高比:53.8パーセント・前年比:4.2ポイント。社名:第一三共・海外売上高:3,338億円・前年比:マイナス2.4パーセント・売上高比:35.9パーセント・前年比:0.3ポイント。社名:大日本住友製薬・海外売上高:2,915億円・前年比:3.8パーセント・売上高比:63.5パーセント・前年比:3.3ポイント。社名:塩野義製薬・海外売上高:2,097億円・前年比:17.4パーセント・売上高比:57.7パーセント・前年比:5.8ポイント。社名:中外製薬*1・海外売上高:1,583億円・前年比:28.4パーセント・売上高比:27.3パーセント・前年比:4.2ポイント。社名:協和発酵キリン*1・海外売上高:1,221億円・前年比:8.5パーセント・売上高比:35.2パーセント・前年比:3.4ポイント。社名:田辺三菱製薬・海外売上高:1,170億円・前年比:3.6パーセント・売上高比:27.6パーセント・前年比:1.5ポイント。社名:小野薬品工業・海外売上高:813億円・前年比:40.6パーセント・売上高比:28.2パーセント・前年比:6.1ポイント。社名:参天製薬・海外売上高:736億円・前年比:11パーセント・売上高比:31.4パーセント・前年比:2ポイント。社名:旭化成(医薬・医療)・海外売上高:448億円・前年比:4.7パーセント・売上高比:33.1パーセント・前年比:1.5ポイント。社名:久光製薬*2・海外売上高:440億円・前年比:マイナス1.4パーセント・売上高比:30.7パーセント・前年比:0.6ポイント。社名:明治HD(医薬品)・海外売上高:410億円・前年比:4.1パーセント・売上高比:20.6パーセント・前年比:マイナス2.8ポイント。社名:沢井製薬・海外売上高:402億円・前年比:20.7パーセント・売上高比:21.8パーセント・前年比:2ポイント。社名:日医工・海外売上高:357億円・前年比:マイナス1.3パーセント・売上高比:21.4パーセント・前年比:マイナス0.5ポイント。社名:大正製薬HD・海外売上高:310億円・前年比:0.1パーセント・売上高比:11.8パーセント・前年比:0.8ポイント。社名:日本新薬・海外売上高:229億円・前年比:52.7パーセント・売上高比:20パーセント・前年比:5.2ポイント。社名:ゼリア新薬工業・海外売上高:176億円・前年比:4パーセント・売上高比:28.5パーセント・前年比:2.2ポイント。社名:生化学工業・海外売上高:120億円・前年比:マイナス0.7パーセント・売上高比:42.2パーセント・前年比:2.2ポイント。社名:科研製薬・海外売上高:90億円・前年比:27パーセント・売上高比:9.5パーセント・前年比:2.3ポイント。社名:キッセイ薬品工業・海外売上高:62億円・前年比:マイナス26.2パーセント・売上高比:8.5パーセント・前年比:マイナス2.8ポイント。社名:キョーリン製薬HD・海外売上高:8億円・前年比:マイナス75.1パーセント・売上高比:0.7パーセント・前年比:マイナス2.3ポイント。

 

海外売上高は、1兆5262億円でトップとなった武田をはじめ、多くの企業が前年を上回りました。

 

武田は潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「エンティビオ」が伸び、エーザイは抗がん剤「レンビマ」が拡大。中外は関節リウマチ治療薬「アクテムラ」や抗がん剤「アレセンサ」のスイス・ロシュ向けの輸出が好調です。

 

小野は免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」に関連するロイヤリティ収入が713億円(53.3%増)まで伸長。塩野義も抗HIV薬のロイヤリティ収入が1244億円(20.3%増)に達しました。

 

日本新薬は「ウプトラビ」のロイヤリティ収入やマイルストン収入が貢献し、海外売上高は前年の1.5倍に。後発医薬品企業では、沢井製薬が米国で新製品を相次いで投入し、402億円(20.7%増)を計上しました。

 

売上高に対する比率も、72.8%の武田がトップ。前立腺がん治療薬「イクスタンジ」が好調なアステラス(69.6%)や、大日本住友(63.5%)、塩野義(57.7%)、エーザイ(53.8%)、大塚HD(50.0%)が売上高の半分以上を海外で稼ぎました。ほとんどの企業で売上高比率は上昇しており、各社とも海外シフトが進んでいます。

 

【国内医療用医薬品売上高ランキング】第一三共が首位守る 新薬は好調も薬価改定と後発品の影響を免れず

2019年版 国内医療用衣料品売上高トップ15。社名:第一三共・国内医療用医薬品売上高:5,233億円・前年比:マイナス3.1パーセント・19年度予想:5,120億円。社名:武田薬品工業・国内医療用医薬品売上高:5,078億円・前年比:1.3パーセント・20年度予想:―億円。社名:大塚HD*1・国内医療用医薬品売上高:4,078億円・前年比:1.5パーセント・21年度予想:―億円。社名:中外製薬*1・国内医療用医薬品売上高:3,999億円・前年比:マイナス1.3パーセント・22年度予想:3,891億円。社名:アステラス製薬・国内医療用医薬品売上高:3,662億円・前年比:マイナス4.5パーセント・23年度予想:3,138億円。社名:田辺三菱製薬・国内医療用医薬品売上高:2,988億円・前年比:マイナス3.4パーセント・24年度予想:2,981億円。社名:エーザイ・国内医療用医薬品売上高:2,768億円・前年比:0.8パーセント・25年度予想:2,480億円。社名:小野薬品工業・国内医療用医薬品売上高:2,074億円・前年比:1.6パーセント・26年度予想:―億円。社名:協和発酵キリン*1・国内医療用医薬品売上高:1,825億円・前年比:マイナス7.7パーセント・27年度予想:1,855億円。社名:沢井製薬・国内医療用医薬品売上高:1,441億円・前年比:7パーセント・28年度予想:1,491億円。社名:参天製薬・国内医療用医薬品売上高:1,430億円・前年比:1.3パーセント・29年度予想:1,445億円。社名:日医工・国内医療用医薬品売上高:1,309億円・前年比:1.8パーセント・30年度予想:―億円。社名:明治HD(医薬品)・国内医療用医薬品売上高:1,305億円・前年比:28.6パーセント・31年度予想:1,609億円。社名:大日本住友製薬・国内医療用医薬品売上高:1,293億円・前年比:マイナス9.8パーセント・32年度予想:1,193億円。社名:塩野義製薬・国内医療用医薬品売上高:1,287億円・前年比:マイナス7.6パーセント・33年度予想:1,441億円。

 

国内医療用医薬品の売上高は、5233億円で昨年に続き第一三共がトップを維持。2位は武田で、大塚HDが順位を1つ上げて3位に入りました。

 

第一三共は、主力のPPI「ネキシウム」が薬価改定で特例拡大再算定を受けたことなどにより、3.1%の減収。武田はARB「アジルバ」や酸関連疾患治療薬「タケキャブ」などが伸び、大塚HDも抗アレルギー薬「ビラノア」などの貢献で増収となりました。

 

明治HDは、KMバイオロジクスのワクチンや血漿分画製剤を取り込んだことで28.6%増。沢井も17年以降に発売した新製品が好調で、前年13位から10位にランクアップしました。

 

減収となったアステラスや田辺三菱、協和発酵キリンなどは、薬価改定や後発品の浸透が響きました。新たに高血圧症治療薬「アイミクス」に後発品が参入した大日本住友は、9.8%減と大幅な減収となりました。

 

【次期売上高予想】武田は売上高3兆円突破も赤字転落 日医工2000億円超え見込む

国内製薬会社 2019年度売上高・営業利益予想。社名:武田薬品工業・売上高予想:3,300,000百万円・前年比:57.4パーセント・営業利益予想:マイナス193,000百万円・前年比:―パーセント。社名:大塚HD*1・売上高予想:1,390,000百万円・前年比:7.6パーセント・営業利益予想:150,000百万円・前年比:38.5パーセント。社名:アステラス製薬・売上高予想:1,224,000百万円・前年比:マイナス6.3パーセント・営業利益予想:229,000百万円・前年比:マイナス6.1パーセント。社名:第一三共・売上高予想:940,000百万円・前年比:1.1パーセント・営業利益予想:100,000百万円・前年比:19.5パーセント。社名:エーザイ・売上高予想:680,000百万円・前年比:5.8パーセント・営業利益予想:103,000百万円・前年比:19.6パーセント。社名:中外製薬*1・売上高予想:592,500百万円・前年比:2.2パーセント・営業利益予想:143,000百万円・前年比:9.7パーセント。社名:大日本住友製薬・売上高予想:460,000百万円・前年比:0.2パーセント・営業利益予想:69,000百万円・前年比:19.2パーセント。社名:田辺三菱製薬・売上高予想:376,000百万円・前年比:マイナス11.5パーセント・営業利益予想:11,500百万円・前年比:マイナス77.1パーセント。社名:塩野義製薬・売上高予想:365,500百万円・前年比:0.5パーセント・営業利益予想:147,000百万円・前年比:6.1パーセント。社名:協和発酵キリン*1・売上高予想:305,000百万円・前年比:マイナス12.0パーセント・営業利益予想:53,000百万円・前年比:マイナス9.7パーセント。社名:小野薬品工業・売上高予想:290,000百万円・前年比:0.5パーセント・営業利益予想:67,000百万円・前年比:8パーセント。社名:大正製薬HD・売上高予想:253,500百万円・前年比:マイナス3.1パーセント・営業利益予想:35,500百万円・前年比:13.7パーセント。社名:参天製薬・売上高予想:248,000百万円・前年比:6パーセント・営業利益予想:34,500百万円・前年比:マイナス23.5パーセント。社名:明治HD(医薬品)・売上高予想:220,500百万円・前年比:11パーセント・営業利益予想:18,500百万円・前年比:29.9パーセント。社名:日医工・売上高予想:201,000百万円・前年比:20.7パーセント・営業利益予想:8,500百万円・前年比:3.4パーセント。社名:沢井製薬・売上高予想:184,400百万円・前年比:0パーセント・営業利益予想:25,800百万円・前年比:0パーセント。社名:帝人(ヘルスケア)・売上高予想:150,000百万円・前年比:マイナス4.8パーセント・営業利益予想:31,000百万円・前年比:マイナス12.7パーセント。社名:久光製薬*2・売上高予想:143,500百万円・前年比:0.1パーセント・営業利益予想:22,900百万円・前年比:2.8パーセント。社名:旭化成(医薬・医療)・売上高予想:138,000百万円・前年比:1.8パーセント・営業利益予想:16,000百万円・前年比:マイナス13.0パーセント。社名:ツムラ・売上高予想:125,000百万円・前年比:3.4パーセント・営業利益予想:17,000百万円・前年比:マイナス8.2パーセント。社名:日本新薬・売上高予想:116,000百万円・前年比:1.1パーセント・営業利益予想:21,000百万円・前年比:1.7パーセント。社名:キョーリン製薬HD・売上高予想:114,100百万円・前年比:0.4パーセント・営業利益予想:9,100百万円・前年比:1.4パーセント。社名:東和薬品・売上高予想:111,000百万円・前年比:5.6パーセント・営業利益予想:14,500百万円・前年比:マイナス9.2パーセント。社名:持田製薬・売上高予想:103,000百万円・前年比:マイナス6.1パーセント・営業利益予想:7,700百万円・前年比:マイナス27.3パーセント。社名:科研製薬・売上高予想:92,900百万円・前年比:マイナス1.3パーセント・営業利益予想:22,300百万円・前年比:マイナス9.3パーセント。社名:日本たばこ産業*1(医薬)・売上高予想:81,000百万円・前年比:マイナス28.9パーセント・営業利益予想:61,000百万円・前年比:132パーセント。社名:ゼリア新薬工業・売上高予想:65,000百万円・前年比:5.1パーセント・営業利益予想:5,000百万円・前年比:33.8パーセント。社名:キッセイ薬品工業・売上高予想:61,400百万円・前年比:マイナス15.1パーセント・営業利益予想:1,000百万円・前年比:マイナス83.9パーセント。社名:あすか製薬・売上高予想:53,000百万円・前年比:13.5パーセント・営業利益予想:2,000百万円・前年比:12.2パーセント。社名:アルフレッサHD(医薬品等製造)・売上高予想:50,000百万円・前年比:22.7パーセント・営業利益予想:1,700百万円・前年比:9パーセント。社名:扶桑薬品工業*4・売上高予想:46,200百万円・前年比:0.3パーセント・営業利益予想:650百万円・前年比:マイナス48.5パーセント。社名:日本化薬(医薬)・売上高予想:46,000百万円・前年比:マイナス0.5パーセント・営業利益予想:2,300百万円・前年比:マイナス43.4パーセント。社名:日本調剤(医薬品製造販売)・売上高予想:45,493百万円・前年比:11.9パーセント・営業利益予想:1,884百万円・前年比:マイナス0.0パーセント。社名:鳥居薬品*1*4・売上高予想:38,000百万円・前年比:マイナス39.2パーセント・営業利益予想:マイナス3,200百万円・前年比:―パーセント。社名:富士製薬工業*3・売上高予想:36,815百万円・前年比:マイナス2.9パーセント・営業利益予想:4,535百万円・前年比:3.3パーセント。社名:日本ケミファ・売上高予想:34,200百万円・前年比:0.1パーセント・営業利益予想:800百万円・前年比:マイナス45.4パーセント。社名:生化学工業・売上高予想:28,250百万円・前年比:マイナス0.5パーセント・営業利益予想:400百万円・前年比:マイナス59.1パーセント。社名:JCRファーマ・売上高予想:26,400百万円・前年比:14パーセント・営業利益予想:5,140百万円・前年比:3.5パーセント。社名:ヤクルト本社(医薬品)・売上高予想:17,500百万円・前年比:マイナス19.3パーセント・営業利益予想:マイナス1,400百万円・前年比:―パーセント。社名:わかもと製薬*4・売上高予想:11,300百万円・前年比:5.2パーセント・営業利益予想:マイナス1,800百万円・前年比:―パーセント。

 

シャイアー買収が通期で影響する武田は、売上高3兆3000億円(57.4%増)を見込む一方、統合関連費用がかさみ営業損益は1930億円の赤字となる見通し。第一三共は4年ぶり、エーザイは9年ぶりの営業利益1000億円超えを目指します。

 

各社とも海外事業が堅調に推移する見通しですが、国内では10月に消費増税に伴う薬価改定があり、売上高は武田を除く全体で0.04%増とほぼ横ばいの見込みです。

 

順位の変動を見てみると、アステラスが3位に後退し、大塚HDが2位に浮上する見通し。日医工はエルメッド(旧エルメッドエーザイ)の完全子会社化で後発品企業として初の売上高2000億円突破を予想しています。米ギリアド・サイエンシズとの抗HIV薬のライセンス契約を解消した鳥居は大幅な減収となり、順位を大きく落とす見込みです。

 

(亀田真由)

 

【AnswersNews編集部が製薬企業をレポート】

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