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小野薬品工業

小野薬品工業の売上高と営業利益の推移

小野薬品工業は、1947年設立の新薬メーカー。免疫チェックポイント阻害薬の抗PD-1抗体「オプジーボ」をはじめ、がん免疫療法に強みを持っています。売上高に占める研究開発費の割合は、国内製薬業界でもトップクラスで、研究開発志向の高さが特徴です。

19年度の業績は、売上高2924億円(前年度比1.3%増)、営業利益775億円(25.0%増)の増収増益となりました。度重なる薬価引き下げに苦しみながらも、オプジーボが売り上げを牽引。ここ6年ほど増収を続けています。20年度も売上高3090億円、営業利益940億円(21年2月の修正予想)で増収増益の見通しです。

【小野薬品工業の業績推移】(売上高/営業利益)(単位:億円): <2016年度>/2448/723 |<2017年度>/2618/607 |<2018年度>/2886/620 |<2019年度>/2924/775 |<2020年度予想>/3050/870 |※小野薬品工業の決算資料をもとに作成

オプジーボの成功で変わる研究環境 手にした資金で次を生めるか

2018年、本庶佑・京都大特別教授のノーベル賞受賞で改めて注目を集めた小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(一般名・ニボルマブ)。本庶氏の研究成果から生まれた同薬は、高額批判による薬価引き下げを受けながらも、適応を広げて販売を拡大。オプジーボがもたらす資金を元手に、がん領域の強化を図っています。

主要製品と製品別売上高

4年に悪性黒色腫の適応で発売した免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」は、これまでに胃がんや腎細胞がんなどに適応拡大。販売数量は伸びていますが、他社製品との競争激化や薬価引き下げが響き、19年度の売上高は前年比3.6%減の873億円となりました。20年度は、食道がんへの使用が拡大したことで増収となる見通し。米ブリストル・マイヤーズスクイブや米メルクからのロイヤリティ収入も増加しています。

2型糖尿病治療薬「フォシーガ」や関節リウマチ治療薬「オレンシア」も好調で、20年度はそれぞれ200億円超の売り上げを見込みます。長期収載品が軒並み売り上げを落としていますが、20年度の医療用医薬品全体の製品売上高予想は2150億円(21年2月の修正予想)で、4.6%の増収予想です。

 【小野薬品工業の製品別売上高】(単位:億円、%)(製品名/19年度売上高/前年度比/20年度(予想)/前年度比): オプジーボ/873/▲/3.6/900/3.1 |グラクティブ/261/▲/3.1/250/▲/4.1 |フォシーガ/181/24.7/225/24.6 |オレンシア/198/13.8/215/8.4 |リバスタッチパッチ/85/▲/4.2/85/▲/0.3 |パーサビブ/71/23.6/75/6.1 |カイプロリス/60/21.9/65/8.4 |オノアクト/49/6.2/60/23.4 |オパルモン/83/▲/19.5/50/▲/40.0 |プロイメンド/26/3.0/35/33.3 |イメンド/81/0.4/35/▲/56.7 |オノンカプセル/35/▲/21.0/30/▲/13.1 |リカルボン/47/▲/35.4/20/▲/57.8 |ステーブラ/31/▲/17.1/―/― |オノンドライシロップ/22/▲/19.1/―/― |ロイヤルティ・その他/868/8.9/930/7.1 |※小野薬品工業の決算資料(7月公表)をもとに作成

 

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小野薬品工業の基本情報

2021年2月

社名 小野薬品工業株式会社(ONO PHARMACEUTICAL CO., LTD.)
本社所在地 大阪府大阪市中央区久太郎町1丁目8番2号
設立 1947年
資本金 173億5800万円(2020年3月31日現在)
上場 東証1部
代表者名 相良 暁(代表取締役社長)
主な事業所所在地 【本店】大阪府大阪市中央区道修町2-1-5
【事業所】札幌市、仙台市、東京都中央区、横浜市、名古屋市、京都市、高松市、広島市、福岡市
【工場】大阪市、静岡県富士宮市、山口市
【研究所】大阪府三島郡島本町、福井県坂井市、茨城県つくば市

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