1. 製薬・医薬業界の転職支援 Answers(アンサーズ) TOP
  2. 企業研究一覧
  3. 田辺三菱製薬

田辺三菱製薬

田辺三菱製薬の売上高と営業利益の推移

田辺三菱製薬は、2007年に田辺製薬と三菱ウェルファーマが合併して設立された製薬企業です。創薬力には定評があり、神経領域や自己免疫疾患領域に強く、糖尿病・腎疾患領域やワクチンの領域でも研究開発に取り組んでいます。17年度の連結売上高は4339億円(前年度比2.3%増)、営業利益は773億円(17.9%減)。国内重点品の伸長や米国で新発売したALS治療薬「ラジカヴァ」が貢献したものの、販管費の増加で増収減益となりました。

田辺三菱製薬の売上高と営業利益の推移の棒グラフ。【売上高】13年度:4,127億円、14年度:4,151億円、15年度:4,258億円、16年度:4,240億円、17年度:4,339億円。【営業利益】13年度:591億円、14年度:671億円、15年度:818億円、16年度:941億円、17年度:773億円。

【田辺三菱製薬】米国進出へ10年越しの一歩 「国際創薬企業」への変貌は

2007年の合併以降、業績の停滞が続く田辺三菱製薬。多額のロイヤリティ収入をもたらした多発性硬化症治療薬「ジレニア」の特許切れが迫るなか、17年8月に米国で筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「ラジカヴァ」を発売。念願の米国進出を果たしました。長く続いた停滞を海外展開で打破できるか、正念場を迎えます。

田辺三菱製薬の主要製品と製品別売上高

田辺三菱製薬の主要製品と製品別売上高の表。【国内医療用医薬品】<レミケード>17年度売上高:646億円(前年度比マイナス3.2パーセント)、18年度売上高予想:555億円(前年比マイナス14.1パーセント)。<シンポニー>17年度売上高:321億円(前年度比29.0パーセント)、18年度売上高予想:350億円(前年比9.2パーセント)。<テネリア>17年度売上高:175億円(前年度比5.8パーセント)、18年度売上高予想:170億円(前年比マイナス2.8パーセント)。<タリオン>17年度売上高:169億円(前年度比マイナス10.7パーセント)、18年度売上高予想:73億円(前年比マイナス56.6パーセント)。<レクサプロ>17年度売上高:127億円(前年度比13.2パーセント)、18年度売上高予想:131億円(前年比3.1パーセント)。<セレジスト>17年度売上高:108億円(前年度比マイナス11.7パーセント)、18年度売上高予想:93億円(前年比マイナス13.7パーセント)。<メインテート>17年度売上高:103億円(前年度比マイナス12.6パーセント)、18年度売上高予想:53億円(前年比マイナス48.6パーセント)。<クレメジン>17年度売上高:65億円(前年度比マイナス13.2パーセント)、18年度売上高予想:84億円(前年比29.2パーセント)。<ラジカット>17年度売上高:58億円(前年度比マイナス1.0パーセント)、18年度売上高予想:-億円。<カナグル>17年度売上高:56億円(前年度比60.8パーセント)、18年度売上高予想:76億円(前年比36.5パーセント)。<デパス>17年度売上高:53億円(前年度比マイナス12.6パーセント)、18年度売上高予想:-億円。<ウルソ>17年度売上高:52億円(前年度比マイナス14.4パーセント)、18年度売上高予想:-億円。<イムセラ>17年度売上高:47億円(前年度比マイナス3.5パーセント)、18年度売上高予想:-億円。<ルパフィン>17年度売上高:4億円、18年度売上高予想:68億円。【ワクチン】<インフルエンザ>17年度売上高:99億円(前年度比マイナス22.2パーセント)、18年度売上高予想:112億円(前年比12.8パーセント)。<テトラビック>17年度売上高:87億円(前年度比マイナス12.0パーセント)、18年度売上高予想:91億円(前年比4.2パーセント)。<水痘ワクチン>17年度売上高:52億円(前年度比マイナス3.2パーセント)、18年度売上高予想:55億円(前年比4.2パーセント)。<ジェービックV>17年度売上高:52億円(前年度比30.4パーセント)、18年度売上高予想:-億円。<ミールビック>17年度売上高:50億円(前年度比マイナス15.0パーセント)、18年度売上高予想:55億円(前年比11.1パーセント)。【海外医療用医薬品】<ラジカヴァ>17年度売上高:123億円(前年度比-パーセント)、18年度売上高予想:315億円(前年比156.1パーセント)。<ヘルベッサー>17年度売上高:65億円(前年度比7.6パーセント)、18年度売上高予想:72億円(前年比11.1パーセント)。<アルガトバン>17年度売上高:20億円(前年度比4.8パーセント)、18年度売上高予想:22億円(前年比8.0パーセント)。<シンポニー>17年度売上高:18億円(前年度比26.3パーセント)、18年度売上高予想:21億円(前年比13.1パーセント)。<タナトリル>17年度売上高:17億円(前年度比2.7パーセント)、18年度売上高予想:-億円。<アンプラーグ>17年度売上高:9億円(前年度比-パーセント)、18年度売上高予想:15億円(前年比58.5パーセント)。【その他】<ロイヤリティ収入>17年度売上高:791億円(前年度比マイナス3.8パーセント)、18年度売上高予想:698億円(前年比マイナス11.7パーセント)。<一般用医薬品>17年度売上高:37億円(前年度比9.3パーセント)、18年度売上高予想:43億円(前年比16.6パーセント)。

抗TNFα抗体「レミケード」は2002年に発売を開始し、適応拡大や投与方法改善により連結売上高の約15%を占める主力製品に成長しました。しかし、薬価の引き下げやバイオシミラーの登場などで17年度は646億円(前年度比3.2%減)となり、18年度も555億円(14.1%減)を予想。「タリオン」「メインテート」などの長期収載品も減収が続いています。

一方、売り上げを伸ばしているのはSGLT2阻害剤の「カナグル」です。アジア以外では導出先の米ヤンセンが「インヴォカナ」で販売。国内での17年度の売り上げは前年度比60.8%増の56億円となりました。

海外市場では、17年8月に発売したALS治療薬「ラジカヴァ」が123億円を売り上げました。価値浸透の活動に力を入れており、18年度は315億円(156.1%増)を見込みます。

田辺三菱製薬の基本情報

2018年10月

社名 田辺三菱製薬株式会社
本社所在地 大阪市中央区道修町3-2-10
設立 1993年12月13日(合併期日:2007年10月1日)
資本金 500億円
上場 東証一部
代表者名 代表取締役社長 三津家 正之
従業員数 連結7,187人(2018年3月現在)
主な事業所所在地 【東京本社】東京都中央区日本橋小綱町17-10
【支店】札幌市、仙台市、東京都中央区・文京区、千葉市、さいたま市、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、高松市、福岡市
【研究拠点】埼玉県戸田市、横浜市、大阪市

AnswersNewsとは

医薬品業界TOPメディア出身の記者が、製薬業界のニュースを解説。
業界の話題がよくわかる、製薬業界で働く人のためのニュースメディアです。

AnswersNews 話題のニュースがよくわかる。製薬業界で働く人のメディア

他の製薬企業も見る