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大正製薬ホールディングス

大正製薬ホールディングスの売上高と営業利益の推移

大正製薬ホールディングス(HD)は、中堅製薬会社・大正製薬などを傘下に収める持株会社です。主要事業会社の大正製薬は、ドリンク剤「リポビタン」や感冒薬「パブロン」といった有名ブランドを持ち、OTCでは国内トップシェア。医療用医薬品では感染症や整形外科、代謝性疾患を中心に事業を展開しています。

2019年度の連結売上高は2895億円(前年度比10.3%増)。業績を支えるのはOTCを中心とするセルフメディケーション事業で、19年度は連結売上高の76.3%を占める2200億円(22.2%増)を売り上げました。一方の医薬事業は、かつて主力だった抗菌薬の特許切れで減収続き。16年度に998億円だった売り上げは、20年度に539億円(21年2月の修正予想)まで落ち込む見通し。連結業績予想は、売上高2830億円、営業利益210億円(21年2月の修正予想)です。

【大正製薬HDの業績推移】(売上高/営業利益)(単位:億円): <2016年度>2798/320 <2017年度>2801/370 <2018年度>2616/312 <2019年度>2885/215 <2020年度予想>2895/200 |※大正製薬HDの決算資料をもとに作成

初の早期退職実施 環境変化が問う医薬事業の今後

OTC(一般用医薬品)と医療用医薬品の2本柱で事業を展開する大正製薬ホールディングス(HD)。足元の業績は堅調ですが、主力のドリンク剤「リポビタン」は苦戦が続き、抗菌薬の販売減で医療用医薬品の売り上げ減少も深刻です。事業環境の変化をにらみ、富山化学工業の売却や創業以来初めてとなる早期退職の募集などで組織のスリム化を図る同社。難局の中、今後の戦略が改めて問われています。

大正製薬HDの主要製品の製品別売上高

19年度に270億円を売り上げた主力製品の骨粗鬆症治療薬「エディロール」に、後発医薬品が参入。20年度は前年度から42.2%減の156億円(21年2月の修正予想)を見込みます。製造販売元の中外製薬との販売提携は21年3月末で終了する予定です。

20年度の一般用医薬品の売上高予想は、国内が1334億円、海外が924億円(21年2月の修正予想)。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で国内は減収を予想する一方、海外では子会社化したベトナム・ハウザンと仏UPSAが通年で寄与するため、増収を見込んでいます。

【大正製薬HDの製品別売上高】(単位:億円、%)(製品名/19年度売上高/前年度比/20年度(予想)/前年度比): <医療用医薬品> エディロール/270/3.0/144/▲ 46.7 |ルセフィ/71/27.0/98/37.4 |ボンビバ/66/3.1/69/4.8 |ロコア/39/12.0/40/2.7 |ビオフェルミン/38/▲ 3.5/40/5.2 |ジェニナック/39/11.9/31/▲ 21.0 |クラリス/43/▲ 20.0 28/▲ 34.4 |パルクス/31/▲ 11.4 23/▲ 26.8 <一般用医薬品> 国内/1,471/0.7/1,387/▲ 5.7 |海外/694/125.0/939/35.2 |※大正製薬HDの決算資料をもとに作成

 

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大正製薬ホールディングスの基本情報

2021年2月

社名 大正製薬ホールディングス株式会社
本社所在地 東京都豊島区高田三丁目24番1号
設立 2011年10月3日
資本金 300億円(2020年3月31日現在)
上場 東証一部
代表者名 上原 明(代表取締役社長)
主な事業所所在地
(大正製薬)
【支店】札幌市、仙台市、名古屋市、金沢市、大阪府豊中市、広島市、香川県丸亀市、福岡市
【研究所】さいたま市
【工場】さいたま市、埼玉県羽生市、岡山県勝田郡勝央町

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