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大塚ホールディングス(大塚製薬/大鵬薬品工業)

大塚ホールディングスの売上高と営業利益の推移

大塚ホールディングスは、大塚製薬や大鵬薬品工業を傘下に収める持株会社。「中枢神経」「がん」を重点領域に定めており、自社創製の抗精神病薬「エビリファイ」はピーク時に世界で6000億円を売り上げる大型製品になりました。

15年4月に同薬が米国での特許切れを迎えてから業績が悪化したものの、17年度は売上高が1兆2400億円(前年度比3.7%増)、営業利益が1042億円(3.0%増)で増収増益を記録。新製品群の売り上げ増が牽引しています。

売上高と営業利益の推移の棒グラフ。【売上高】2013年度:14528億円、2014年度:12243億円、2015年度:14452億円、2016年度:11955億円、2017年度:12400億円。【営業利益】2013年度:1987億円、2014年度:1965億円、2015年度:1518億円、2016年度:1011億円、2017年度:1042億円。

【大塚ホールディングス】乗り越えたエビリファイクリフ 新製品で成長軌道へ

ピーク時には売上高の4割以上を稼いだ抗精神病薬「エビリファイ」が、特許切れを迎えた大塚ホールディングス。2016年度は減収減益に沈んだものの、17年度は増収増益に転じました。エビリファイの後継品として15年に発売した抗精神病薬「レキサルティ」をはじめとした新製品群で再び成長軌道の回復を目指します。

大塚ホールディングスの主要製品の製品別売上高

主要製品の製品別売上高の表。<エビリファイメンテナ>2017年度売上高:709億円(前年度比:24.0パーセント)、2018年度予想:875億円(前年度比:23.4パーセント)。<レキサルティ>2017年度売上高:473億円(前年度比:58.7パーセント)、2018年度予想:675億円(前年度比:42.7パーセント)。<サムスカ/ジンアーク>2017年度売上高:642億円(前年度比:31.3パーセント)、2018年度予想:850億円(前年度比:32.4パーセント)。<ロンサーフ>2017年度売上高:326億円(前年度比:8.3パーセント)、2018年度予想:290億円(前年度比:マイナス11.0パーセント)。<イーケプラ>2017年度売上高:338億円(前年度比:18.6パーセント)、2018年度予想:385億円(前年度比:13.9パーセント)。<ニュープロ・パッチ>2017年度売上高:121億円(前年度比:13.1パーセント)、2018年度予想:125億円(前年度比:3.3パーセント)。<アブラキサン>2017年度売上高:218億円(前年度比:5.3パーセント)、2018年度予想:240億円(前年度比:10.1パーセント)。<アロキシ>2017年度売上高:145億円(前年度比:3.6パーセント)、2018年度予想:145億円(前年度比:0.0パーセント)。<ムコスタ点眼液>2017年度売上高:51億円(前年度比:6.3パーセント)、2018年度予想:50億円(前年度比:マイナス2.0パーセント)。<ビラノア>2017年度売上高:20億円(前年度比:マイナス9.1パーセント)、2018年度予想:75億円(前年度比:275.0パーセント)。<ニューデクスタ>2017年度売上高:256億円(前年度比:8.5パーセント)、2018年度予想:265億円(前年度比:3.5パーセント)。<エビリアファイ>2017年度売上高:673億円(前年度比:マイナス29.5パーセント)、2018年度予想:510億円(前年度比:マイナス24.2パーセント)。<プレタール>2017年度売上高:209億円(前年度比:マイナス11.4パーセント)、2018年度予想:145億円(前年度比:マイナス30.6パーセント)。<ムコスタ>2017年度売上高:114億円(前年度比:マイナス8.8パーセント)、2018年度予想:100億円(前年度比:マイナス12.3パーセント)。<ティーエスワン>2017年度売上高:206億円(前年度比:マイナス23.4パーセント)、2018年度予想:100億円(前年度比:マイナス51.5パーセント)。<ユーエフティ>2017年度売上高:57億円(前年度比:マイナス12.3パーセント)、2018年度予想:45億円(前年度比:マイナス21.1パーセント)。<スプリセル>2017年度売上高:308億円(前年度比:5.1パーセント)、2018年度予想:305億円(前年度比:マイナス1.0パーセント)。<ゾシン及びタゾシン>2017年度売上高:63億円(前年度比:マイナス28.4パーセント)、2018年度予想:45億円(前年度比:マイナス28.6パーセント)。<診断試薬>2017年度売上高:128億円(前年度比:マイナス6.6パーセント)、2018年度予想:125億円(前年度比:マイナス2.3パーセント)。<臨床栄養>2017年度売上高:1,112億円(前年度比:3.5パーセント)、2018年度予想:1,120億円(前年度比:0.7パーセント)。<契約一時金・マイルストン>2017年度売上高:155億円(前年度比:マイナス16.2パーセント)、2018年度予想:140億円(前年度比:マイナス9.7パーセント)。

17年度に売り上げを伸ばしたのは、グローバル3製品に位置づける抗精神病薬「エビリファイメンテナ」「レキサルティ」、V2受容体拮抗薬「サムスカ/ジンアーク」です。3製品合わせた売上高は1824億円で、前年度から34.2%増加しました。

中でも抗精神病薬「エビリファイ」の後継品として15年に発売したレキサルティが大きく伸びており、17年度は473億円(前年度比58.8%増)を売り上げました。販売地域の拡大や適応追加に注力することで、3製品の売り上げは18年度も大幅に拡大する見込みです。

18年度は薬価改定の影響を受けますが、グローバル3製品を中心とする新製品群が牽引し、医療関連事業全体では増収を見込んでいます。

大塚ホールディングス(大塚製薬/大鵬薬品工業)の基本情報

2018年10月

社名 大塚ホールディングス株式会社(Otsuka Holdings Co., Ltd.)
本社所在地 東京都千代田区神田司町2-9
設立 2008年7月8日
資本金 816億円9000万円
上場 東証1部
代表者名 樋口達夫(代表取締役社長 兼 CEO)
主な事業所所在地(大塚製薬) 【支店】札幌市、仙台市、東京都千代田区、横浜市、埼玉県上尾市、千葉市、群馬県高崎市、名古屋市、大阪市、神戸市、京都市、広島市、徳島市、福岡市、熊本市
【工場】徳島市、徳島県那賀郡那賀町、徳島県板野郡板野町、佐賀県神埼郡吉野ケ里町、群馬県高崎市、静岡県袋井市
【研究所】徳島市、大津市、佐賀県神埼郡吉野ケ里町、兵庫県赤穂市

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