小野薬品工業
小野薬品工業の売上高と営業利益の推移
小野薬品工業は、1947年設立の新薬メーカー。免疫チェックポイント阻害薬の抗PD-1抗体「オプジーボ」をはじめ、がん免疫療法に強みを持っています。同薬が牽引し、足元の業績は好調です。
オプジーボの成功で変わる研究環境 手にした資金で次を生めるか
2018年、本庶佑・京都大特別教授のノーベル賞受賞で改めて注目を集めた小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(一般名・ニボルマブ)。本庶氏の研究成果から生まれた同薬は、高額批判による薬価引き下げを受けながらも、適応を広げて販売を拡大。オプジーボがもたらす資金を元手に、がん領域の強化を図っています。
主要製品と製品別売上高
2014年に悪性黒色腫の適応で発売した免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」は、これまでに非小細胞肺がんや胃がんなどさまざまながん種に適応拡大。他社製品との競争激化や薬価引き下げにさらされながらも、順調に販売数量を伸ばしています。SGLT2阻害薬「フォシーガ」や関節リウマチ治療薬「オレンシア」も好調です。
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小野薬品工業の基本情報
2022年7月
社名 | 小野薬品工業株式会社(ONO PHARMACEUTICAL CO., LTD.) |
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本社所在地 | 大阪府大阪市中央区久太郎町1丁目8番2号 |
設立 | 1947年 |
資本金 | 173億5800万円(2022年3月31日現在) |
上場 | 東証プライム |
代表者名 | 相良 暁(代表取締役社長) |
主な事業所所在地 | 【本店】大阪府大阪市中央区道修町2-1-5 【事業所】札幌市、仙台市、東京都中央区、横浜市、名古屋市、京都市、高松市、広島市、福岡市 【工場】大阪市、静岡県富士宮市、山口市 【研究所】大阪府三島郡島本町、福井県坂井市、茨城県つくば市 |