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参天製薬

参天製薬の売上高と営業利益の推移

参天製薬は眼科領域に特化したスペシャリティファーマです。売り上げの9割以上を医療用眼科薬で稼いでおり、国内の医療用眼科薬市場ではトップシェア。中国や韓国をはじめとするアジアや、EMEA(欧州・中東・アフリカ)でもプレゼンスを築いています。

【参天製薬の業績推移】(売上高/営業利益)17年度/2,249/387|18年度/2,340/451|19年度/2,416/335|20年度/2,496/129|21年度/2,663/359

射程圏のアジアNo.1 米国市場の勝負は20年以降に持ち越しに

国内医療用眼科薬市場でトップシェアを誇る参天製薬。米メルクからの事業承継やリウマチ事業の売却を経てスペシャリティ企業へと変化しました。2017年度には売上高2000億円超えを達成。20年に目標とする「アジアNo.1」も射程圏に捉えています。一方、18年を見込んでいた米国参入は延期に。世界最大市場へのチャレンジは20年以降に持ち越しとなりました。

参天製薬の主要製品と製品別売上高

主力は、国内でバイエル薬品とコ・プロモーションを行う眼科用VEGF阻害薬「アイリーア」や、日本ベーリンガーインゲルハイムから導入した抗アレルギー点眼薬「アレジオン」など。日本と中国では売り上げトップシェアを誇ります。

【参天製薬の製品別売上高】(製品名/20年度売上高(億円)/前年比(%))グローバル|クラビット点眼液/126.5/▲/16.7|タリビッド点眼液/14.3/▲/3.1|タプコム配合点眼液/60.4/11.7|タプロス点眼液/179.2/0.1|コソプト配合点眼液/208.8/▲/0.8|チモプトール点眼液/22.0/▲/12.3|トルソプト点眼液/43.7/▲/1.3|エイベリス点眼液/25.4/55.7|アレジオン点眼液/327.5/31.5|フルメトロン点眼液/28.1/▲/6.2|ピレノキシン懸濁性点眼液/40.0/▲/1.5|オフタンカタクロム/18.3/▲/18.3|ヒアルロン酸Na眼粘弾剤/21.9/▲/18.1|アイリーア硝子体内注射液/644.5/7.2|ヒアレイン点眼液/184.2/4.6|ジクアス点眼液/144.0/▲/9.8|アイケルビス/45.3/17.6|カチオノーム/30.6/5.2|レンティス/コンフォート/12.0/12.3|プリザーフロ/マイクロシャント/8.9/230.0|一般用医薬品/94.1/▲/21.8|国内/|クラビット点眼液/19.7/▲/23.3|タリビッド点眼液/3.4/▲/18.6|タプコム配合点眼液/26.0/3.3|タプロス点眼液/87.1/▲/4.5|コソプト配合点眼液/69.4/▲/10.1|チモプトール点眼液/11.4/▲/15.7|トルソプト点眼液/12.3/▲/9.1|エイベリス点眼液/25.2/54.4|アレジオン点眼液/327.3/31.4|フルメトロン点眼液/10.5/▲/17.3|ピレノキシン懸濁性点眼液/23.9/▲/4.4|ヒアルロン酸Na眼粘弾剤/21.9/▲/18.1|アイリーア硝子体内注射液/644.5/7.2|ヒアレイン点眼液/69.7/▲/11.2|ジクアス点眼液/122.8/▲/13.8|レンティス/コンフォート/12.0/12.3|一般用医薬品/90.6/▲/22.7|※参天製薬の決算資料をもとに作成

 

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参天製薬の基本情報

2022年10月

社名 参天製薬株式会社(SANTEN PHARMACEUTICAL CO., LTD.)
本社所在地 大阪府大阪市北区大深町4番20号グランフロント大阪 タワーA
設立 1925年
資本金 86億7200万円(2022年3月31日現在)
上場 東証プライム
代表者名 伊藤 毅(代表取締役社長 兼 CEO)
主な事業所所在地 【事業所】大阪市、仙台市、東京都中央区、名古屋市、広島市、福岡市
【研究所】奈良県生駒市
【工場】石川県羽咋郡宝達志水町、滋賀県犬上郡多賀町

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