国内主要製薬企業の2025年3月期第2四半期決算のハイライトを、コンパクトなビジュアルとともにお届けします。随時更新(公開:10月29日)
塩野義製薬(10月28日発表)
▽売上収益 2139億7000万円(前年同期比7.2%減)
▽営業利益 758億6900万円(22.7%減)
▽税引き前利益 938億3300万円(18.8%増)
▽中間利益 831億3300万円(8.2%減)
米国と欧州で抗菌薬「セフィデロコル」が伸び、抗HIV薬のロイヤリティ収入も拡大した一方、前年同期にADHD治療薬のライセンス移管に伴って武田薬品工業から受け取った一時金を計上した反動が出た。25年3月期の業績予想は、売上収益4600億円(5.7%増)、営業利益1650億円(7.6%増)と従来予想から50億円上方修正。抗HIV薬のロイヤリティ収入が伸びるほか、ネクセラファーマと販売提携した不眠症治療薬「クービビック」の貢献を見込む。