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オンコリスバイオファーマ

オンコリスバイオファーマのパイプライン

研究開発の特徴

オンコリスバイオファーマは医薬品事業と検査事業の2つの事業を展開。腫瘍溶解性ウイルス「テロメライシン」を主軸にがん治療領域全体を網羅するパイプラインを構築するほか、重症感染症領域の医薬品開発にも取り組んでいます。

オンコリスバイオファーマの領域・フェーズ別パイプラインリスト(2018年3月現在)。【がん】<前臨床>テロメライシン(OBP-301):日本/頭頸部扁平上皮がん、テロメライシン(OBP-301):日本/骨肉腫、OBP-702:固形がん。<フェーズ1>テロメライシン(OBP-301):日本/食道がん、OBP-801:アメリカ/固形がん、テロメライシン(OBP-301):韓国・台湾/肝細胞がん。<フェーズ2>テロメライシン(OBP-301):アメリカ/悪性黒色腫。【その他】<前臨床>OBP-801:日本/眼科領域。<フェーズ2>OBP-601:HIV感染症

テロメライシンは現在、「悪性黒色腫」「食道がん」「肝細胞がん」の3つのがんを対象に臨床試験を実施中。特に競合との差別化が期待できる食道がんでは、放射線との併用療法で20年ごろの申請を目指しています。
また、がん領域ではテロメライシン以外に、2009年にアステラス製薬から導入した分子標的抗がん剤(OBP-801)の開発も行っており、眼科領域での開発も研究中です。

重症感染症領域では、米Yale大学から導入したHIV感染症治療薬の開発がPOC獲得まで完了。市場の成熟やパートナー不在が要因でP3には進んでいませんが、国内では投与間隔の改善で差別化を図るべく、徐放製剤への応用を検討しています。

 

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