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オンコリスバイオファーマ

オンコリスバイオファーマの売上高と営業利益の推移

オンコリスバイオファーマはがん領域に特化した創薬ベンチャーです。岡山大学で開発された腫瘍溶解性ウイルス「テロメライシン」を主軸に、医薬品と検査薬の開発を行っています。

2017年度の売上高は、導出先からの臨床開発マイルストン収入を中心に2億3000万円(前年度比28.5%増)、営業利益は10億8000万円の赤字(前年度は8億6000万円の赤字)でした。開発の進展に伴って研究開発費が増加しており、赤字は拡大傾向にあります。

オンコリスバイオファーマの主な業績指標の推移グラフ。【売上高】2013年度:120万円、2014年度:2880万円、2015年度:1億2130万円、2016年度:1億7830万円。【営業損益】2013年度:6億6550万円の赤字、2014年度:8億2770万円の赤字、2015年度:9億5160万円の赤字、2016年度:8億6130万円の赤字。

競争は白熱 差別化を狙う「テロメライシン」の開発加速なるか

いま、世界で開発競争が過熱する腫瘍溶解性ウイルス。オンコリスバイオファーマはいち早くその開発に着手しながらも、リーマンショックの影響で資金調達に苦戦。開発が遅れ、後続に先を越されてしまいました。巻き返しの鍵を握るのは、腫瘍溶解性ウイルスとしては「テロメライシン」だけが行っている食道がんでの開発。開発の加速化に向け、パートナー探しも課題となっています。

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オンコリスバイオファーマの基本情報

2018年9月

社名 オンコリスバイオファーマ株式会社
本社所在地 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス
設立 2004年3月18日
資本金 58億244万4000円(2017年12月末現在)
上場 マザーズ
代表者名 代表取締役社長 浦田 泰生
従業員数 29名(2017年12月末現在)

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