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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年2月14日)

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田辺三菱、米でc-MET陽性固形がんに対するADCの臨床試験を開始へ

田辺三菱製薬は2月14日、c-MET陽性固形がんに対する抗体薬物複合体(ADC)「MT-8633」について、米FDA(食品医薬品局)が臨床第1相試験の開始に向けた新薬臨床試験開始届(IND)を受領したと発表した。

同薬は、田辺三菱の米研究子会社が開発した新規抗c-MET抗体に、メディミューンが開発した抗がん剤ピロロベンゾジアゼピン誘導体を結合したもの。

田辺三菱は2017年12月、大和証券グループのDCIパートナーズがMT-8633開発のために設立した医薬品開発会社オープン・イノベーション・パートナーズとライセンス契約を締結。外部資源を活用し、経験の乏しいがん領域で新薬開発を加速させる。

 

第一三共 がん治療用ヘルペスウイルス「G47Δ」5月にも申請へ

東京大と日本医療研究開発機構は2月13日、同大の藤堂具紀教授らの研究グループが行っているがん治療用ヘルペスウイルス「G47Δ」の医師主導臨床第2相(P2)試験で、中間解析の結果、膠芽腫に対する高い治療効果を確認したと発表した。

今年5~6月に第一三共が悪性神経膠腫の適応で申請する予定。先駆け審査指定制度の対象に指定されており、年内に承認される見通しだ。

試験では、再発もしくは残存した膠芽腫病変に最大6回G47Δを投与。治療開始から1年経過した患者13人を対象に中間解析を行ったところ、主要評価項目の1年生存割合(治療開始後1年間生存した患者の割合)が92.3%に達し、複数の臨床試験結果から算出した標準治療の1年生存割合(15%)を大きく上回った。

 

GSK「アラミスト」120噴霧の新製剤が承認

グラクソ・スミスクラインは2月13日、アレルギー性鼻炎治療薬「アラミスト」(一般名・フルチカゾンフランカルボン酸エステル)の120噴霧製剤が承認されたと発表した。従来の56噴霧製剤では、投与可能期間が成人で約2週間、小児で約1カ月だったが、新製剤はそれぞれ2倍になる。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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