EAファーマ/持田「モビコール」高用量製剤を発売
EAファーマと持田製薬は5月20日、慢性便秘症治療薬「モビコール配合内用剤」の高用量製剤を発売したと発表した。従来製剤の2倍量を1包に包装。従来製剤を2包単位で服用する患者の負担軽減を期待している。同薬は、EAファーマと持田が同一製品名でそれぞれ販売。EAファーマはエーザイと共同で情報提供活動を行う。
アステラス「レキスキャン」後発品の特許侵害認められず
アステラス製薬は5月20日、米国で販売している心機能検査補助剤「レキスキャン」について、同国デラウエア州連邦地裁に起こした特許侵害訴訟の判決で後発医薬品の特許侵害が認められなかったと発表した。アステラスは、米ホスピーラが特許満了前にレキスキャン後発品の製造と販売承認を求める簡略新薬申請を行ったとして提訴。アステラスは判決を不服として上訴する方針で、決着するまで後発品の発売を停止するための措置をとるとしている。
アルフレッサ 医薬品配送用EVを開発、実証実験スタート
アルフレッサホールディングス(HD)は5月20日、子会社のアルフレッサが医薬品配送用の電気自動車(EV)を開発し、本格稼働に向けた実証実験を始めたと発表した。車両は日産自動車の商用EV「e-NV200」をベースに、低温物流機器のアイ・ティ・イー(東京都千代田区)とカーリースのキリックスリース(名古屋市)の3社で共同開発。乗車定員は2人、最大積載量は350kgで、荷室部分に保冷庫を備える。