
三菱総研とアステラス、創薬スタートアップ支援で提携…国のMEDISO事業で
三菱総合研究所とアステラス製薬は6月13日、三菱総研が厚生労働省から受託して行う「医療系ベンチャー・トータルサポート事業(MEDISO)」の創薬スタートアップ支援業務で提携すると発表した。MEDISOの創薬スタートアップ向けアクセラレーションプログラムに対し、アステラスはつくば研究センター内のオープンイノベーション拠点「SakuLab-Tsukuba」の研究スペースとオフィススペースの利用権を提供。創薬スタートアップがSakuLabに入居した場合、アステラスの専門家による相談対応や他の入居者・アステラスの研究者とのネットワーク活用により、創薬研究を加速させる。
田辺三菱、BRD4分解誘導薬「MT-4561」P1/2試験開始
田辺三菱製薬は6月13日、BRD4(ブロモドメイン含有タンパク質4)分解誘導薬「MT-4561」について、進行性固形がんを対象とした臨床第1/2相(P1/2)試験を5月に米国で開始したと発表した。BRD4にはがん関連遺伝子の転写を促進する働きがあり、これを分解することで急速なアポトーシス誘導と転写依存性のがんの死滅を期待する。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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