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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年2月18日)

更新日

 

国内医薬品市場、19年は前年比2.8%増

IQVIAは2月18日、2019年の国内医療用医薬品市場が前年比2.8%増の10兆6256億3100万円となったと発表した。国内市場が暦年で前年を上回るのは3年ぶり。10月に消費増税に伴う薬価改定(平均で2.4%引き下げ)があったものの、抗がん剤などの販売拡大が市場全体を押し上げた。製品別ではMSDの免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」がトップだった。(詳しくはトピックスで)

 

興和 リパスジル含有の緑内障・高眼圧症治療配合点眼剤、P3試験を開始

デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI)は2月18日、同社創製のRhoキナーゼ阻害薬リパスジルについて、導出先の興和がブリモニジンとの配合点眼剤「K-232」の臨床第3相(P3)試験を開始したと発表した。適応は緑内障・高眼圧症。リパスジルは興和が「グラナテック」の製品名で2014年に発売した薬剤で、同薬を含む配合剤は初めて。

 

GSK「ザイザル」のOD錠が承認

グラクソ・スミスクライン(GSK)は2月17日、抗アレルギー薬「ザイザル」(一般名・レボセチリジン)の新剤形となる口腔内崩壊(OD)錠が承認されたと発表した。錠剤は5mgのみだが、OD錠は2.5mgと5mgの2用量。水なしでも服用でき、高齢者や水分摂取に制限のある患者の利便性向上が期待される。ザイザルをめぐっては、同日付で後発医薬品が承認されており、6月に薬価収載される予定。

 

参天 谷内社長がCEOに就任

参天製薬は2月18日、谷内樹生代表取締役社長兼COO(最高執行責任者)が、4月1日付でCEO(最高経営責任者)に就任すると発表した。現CEOを務めた黒川明氏は引き続き代表取締役会長を務める。

 

トーアエイヨー 阪大から中性脂肪蓄積心筋血管症治療薬を導入

トーアエイヨーは2月17日、中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)治療薬「CNT-01」について、全世界での独占的な開発・製造・販売権に関する契約を大阪大と結んだと発表した。同薬は阪大が開発し、国内でP2試験を実施中。契約に基づき、トーアエイヨーは阪大に契約一時金と開発マイルストン、販売額に応じたロイヤリティを支払う。

TGCVは心血管系のエネルギー源の長鎖脂肪酸を活用できず、細胞内に中性脂肪が蓄積することで、重症心不全や不整脈、虚血性心疾患を引き起こす疾患。国内外で承認された治療薬はない。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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