
アンジェス「コラテジェン」慢性動脈閉塞症の安静時疼痛で国内P3試験を開始
アンジェスは10月7日、HGF遺伝子治療薬「コラテジェン」(一般名・ベペルミノゲン ペルプラスミド)について、「慢性動脈閉塞症の安静時疼痛」を対象に国内で臨床第3相(P3)試験を始めたと発表した。同薬は「慢性動脈閉塞症の潰瘍の改善」で条件期限付き承認を受け、先月10日に提携先の田辺三菱製薬が発売。米国での試験も計画している。
アミカス、新社長にクリス・ハーツ氏が就任
アミカス・セラピューティクスは10月7日、マリンクロット・ファーマ前社長のクリス・ハーツ氏が同日付で社長に就任したと発表した。ウィレム・ヴァン・ウェペレン前社長は取締役に就いた。
ハーツ氏は、米Ikariaや日本光電工業などでマネジメント経験を積み、2009年からマリンクロットで社長を務めた。
メディネット 台湾企業に細胞培養加工技術を導出
メディネットは10月7日、台湾のMedigen Biotechnology Corporation(MBC)と、自社のγδT細胞培養加工技術のライセンス契約を結んだと発表した。γδT細胞は、がん細胞に対して高い攻撃力を持つ免疫細胞の1つ。MBCは今後、メディネットから導入した技術を使ってがん免疫細胞治療を開発する。契約に基づきメディネットは、MBCから培養加工件数に応じたロイヤリティを受け取る。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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