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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2023年4月18日)

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リリー・田辺三菱、GIP/GLP-1受容体作動薬「マンジャロ」発売

日本イーライリリーと田辺三菱製薬は4月18日、2型糖尿病治療薬「マンジャロ皮下注」(一般名・チルゼパチド)を発売したと発表した。同薬は持続性GIP/GLP-1受容体作動薬。天然型のGIPペプチド配列をベースに、GLP-1受容体にも結合するように改変された単一分子で、長時間作用して血糖値を改善する。日本では昨年9月にリリーが承認を取得。販売提携を結ぶ田辺三菱が販売・流通を担当し、情報提供活動は両社で行う。薬価は2.5mg0.5mL1キット1924円、5mg0.5mL1キット3848円。ピーク時に売上高367億円を見込む。

 

ノーベルファーマ「ノベルジン」特許めぐり沢井を提訴

ノーベルファーマは4月18日、ウィルソン病・低亜鉛血症治療薬「ノベルジン錠」(酢酸亜鉛水和物)の特許を侵害したとして、同薬の後発医薬品の承認を取得した沢井製薬を相手取り、特許侵害行為の差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こしたと発表した。沢井は今年2月、ウィルソン病の適応で後発品の承認を取得した。

 

塩野義とPxDT「音で認知機能ケア」NTTドコモなど4社と連携

塩野義製薬とピクシーダストテクノロジーズ(東京都千代田区、PxDT)は4月18日、ガンマ波サウンドを使って日常生活の中で行う認知機能ケアを実現するため、NTTドコモ、学研ココファン、SOMPOひまわり生命保険、三井不動産の4社と連携すると発表した。6社がそれぞれの事業領域で取り組みを進める。塩野義とPxDTは、テレビやラジオなど日常生活の音をリアルタイムで40Hz周期の音(ヒトが問題解決型の思考をするときに現れる脳波「ガンマ波」と同じ帯域)に変調する技術を開発。40Hz周期の音は、認知機能の悪化や脳萎縮を抑制する可能性があるという。

 

MediiとNBI、間質性肺疾患での提携を強化

Medii(東京都新宿区)は4月18日、日本ベーリンガーインゲルハイムとの事業提携を強化すると発表した。両社は2021年、間質性肺疾患をはじめとする肺線維症領域で提携。Mediiのオンライン専門医相談サービス「E-コンサル」を活用し、早期診断と最適な治療に向けた取り組みを進めてきた。今回、新たに医療従事者向けに間質性肺疾患の疾患啓発サイトを立ち上げた。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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