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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2023年4月4日)

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住友ファーマ、米グループ会社を統合…ラツーダ特許切れで

住友ファーマは4月3日、米国のグループ企業7社について、7月1日付でサノビオン・ファーマシューティカルズを存続会社として1つの事業会社に再編すると発表した。再編後、サノビオンは社名を「Sumitomo Pharma America」に変更する。米国では今年2月に主力の抗精神病薬「ラツーダ」の独占販売期間が終了しており、統合によって北米事業の収益力向上と事業基盤の強化を図る。業績への影響については「一時的費用の発生により減益影響があるが、現在精査中」としている。

 

アステラス「パドセブ」米で適応拡大が迅速承認…尿路上皮がん1次治療、キイトルーダと併用

アステラス製薬は4月4日、米シ―ジェンと共同開発する抗ネクチン4抗体薬物複合体(ADC)「パドセブ」(一般名・エンホルツマブ ベドチン)について、米国で適応拡大の迅速承認を取得したと発表した。承認されたのは、「局所進行性または転移性尿路上皮がんの1次治療(シスプラチン不適応患者)」に対する抗PD-1抗体「キイトルーダ」(ペムブロリズマブ)との併用療法。進行中の臨床第3相(P3)試験で臨床的な有効性が確認されることが継続的な承認の条件となる。

 

武田テバ 豊原氏が社長就任へ…6月1日付

武田テバファーマと武田テバ薬品は4月3日、松森浩士社長CEOが退任し、後任に6月1日付で執行役員マーケティング・ポートフォリオ本部長の豊原善弘氏が就任すると発表した。豊原氏は、ムンディファーマやホスピーラ・ジャパン、イルミナの社長を務め、2018年に武田テバファーマに入社。オーソライズド・ジェネリックのラインアップ強化や新薬事業への参入を推進してきた。

 

共和薬品工業、角田社長が退任へ…後任は稲村氏

共和薬品工業は4月3日、7月1日付で代表取締役社長に稲村稔氏が就任すると発表した。2011年から社長を務める角田礼昭氏は退任する予定。6月の株主総会で正式に決定する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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