メディパル Chordiaと業務提携、傘下のCVC通じ出資も
メディパルホールディングス(HD)は5月19日、Chordia Therapeutics(神奈川県藤沢市)と業務提携に関する基本合意を結ぶとともに、傘下のコーポレートベンチャーキャピタルを通じて同社に出資したと発表した。今後Chordiaが製品を自社販売する際、メディパルは自社のRD-MR(MR認定試験に合格したMSなど)や医療従事者向け情報提供プラットフォームを使って販売を支援する。Chordiaは現在、抗がん剤のCLK阻害薬「CTX-712」で臨床第1相(P1)試験を進めている。
第一三共、平島日本事業ユニット長が代表取締役就任へ
第一三共は5月19日、日本事業ユニット長の平島昭司取締役専務執行役員が代表取締役に就任すると発表した。6月27日に開く株主総会とその後の取締役会を経て正式決定する。現在、代表取締役を務めている木村悟氏は常勤顧問に就く。平島氏は1988年に第一製薬(当時)に入社。第一三共で製品戦略本部長や経営戦略本部長などを歴任し、今年4月から現職。61歳。
INES 患者・市民の医療政策立案への参画で提言
新時代戦略研究所(INES)は5月19日、INESを活動母体として患者団体や医療従事者などが参画する「患者目線で革新的医療政策実現を目指すパートナーシップ(PPCIP)」が、患者・市民の医療政策立案プロセスへの参画に関する政策提言を策定したと発表した。提言では、患者や市民が医療政策に直接参画できる仕組みを作る必要性を訴え、▽中央/地方医療協議会への患者・市民代表委員枠の設置▽患者や市民の声が反映されているか検証・評価する第三者委員会の設置――などの具体策を盛り込んだ。