異物混入「製造ラインに原因の可能性」モデルナワクチンの製造受託会社
米モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの一部に異物の混入が報告された問題で、製造を受託するスペインのロビは8月26日、複数ある製造ラインの一つが原因となった可能性があるとの声明を発表した。同社は調査を進めており、念のため、問題となったロットに近いロットも保留にしているという。異物が見つかったロットが供給されたのは日本だけで、「現在のところ、ワクチンの安全性・有効性に関する問題は確認されていない」としている。
ステラファーマ、ハイメディックと業務提携
ステラファーマは8月27日、リゾートトラスト子会社で会員制人間ドックを展開するハイメディックと業務提携を結んだと発表した。ステラファーマは現在、ハイメディックの子会社CICSと、同社が開発した加速器システム「CICS-1」を使ったホウ素中性子補足療法を開発中。悪性黒色腫と血管肉腫を対象に臨床第1相(P1)試験を行っており、提携を通じてCICS-1の医療機器としての承認に向けた開発を加速させる。承認後は、ハイメディックの医療機関ネットワークを活用し、ホウ素中性子捕捉療法の普及を目指す。