
20年度薬価改定、改定率はマイナス0.99%…本体はプラス0.55%
政府は12月17日、来年4月の薬価改定率を医療費ベースでマイナス0.99%とすることを決めた。国費で1100億円程度の削減となる。診療報酬本体は0.55%のプラスで、このうち0.08%は救急病院の勤務医の働き方改革に充てる。材料価格はマイナス0.02%となった。
IDファーマ 開発中の遺伝子治療薬、九大と試験データの利用契約
アイロムグループは12月18日、子会社IDファーマが九州大と開発中の遺伝子治療薬「DVC1-0101」の臨床試験データの利用許諾契約を結ぶと発表した。IDファーマは契約に基づいて入手する臨床試験データを使い、導出に向けたライセンス交渉を進める。DVC1-0101はFGF2遺伝子を使った遺伝子治療薬で、慢性閉塞性動脈硬化症による高度間欠性跛行肢の歩行機能改善薬として開発している。
メディパルHD、低用量ピルの服薬支援でエムティーアイと提携
メディパルホールディングス(HD)は12月17日、女性向け健康情報サービス「ルナルナ」を展開するエムティーアイと、低用量ピルの服薬支援事業で提携すると発表した。ルナルナのピル服薬支援機能「ピル(OC/LEP)モード」やルナルナで記録した情報を医師と共有できる「ルナルナ メディコ」を活用し、月経困難症の治療をサポートするサービスを共同で開発・提供する。
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