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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年6月6日)

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アステラスと日本マイクロソフト、複合現実で医師と患者のコミュニケーション支援へ

アステラス製薬と日本マイクロソフトは6月6日、MR(複合現実)を使って医師と患者のコミュニケーションを支援するソリューションの開発で連携すると発表した。

臓器や骨などのリアルな映像・画像を現実世界に投影し、イメージに触れるように操作できる技術を使い、治療や服薬の意義を理解してもらうことでアドヒアランスの改善を目指す。日本マイクロソフトは同技術のノウハウ共有や技術支援を、アステラスは患者への疾患啓発コンテンツの企画を担当。まずは骨粗鬆症などを対象に2019年後半から試験的に開始し、20年以降の全国展開を予定している。

 

武田 「ニンラーロ」ALアミロイドーシスのP3試験を中止

武田薬品工業は6月6日、再発・難治性の全身性(AL)アミロイドーシスを対象に行った「ニンラーロ」(一般名・イキサゾミブ)の臨床第3相(P3)試験について、主要評価項目を達成できなかったため試験を中止すると発表した。同薬とデキサメタゾンの併用療法は、標準治療との比較で血液学的奏効率の有意な改善が見られなかったという。

 

医薬品業界の他社牽制力ランキング、1位はノバルティス…パテント・リザルト調べ

パテント・リザルトは6月6日、18年の特許審査過程で他社特許への拒絶理由として引用された件数を集計し、順位づけした「医薬品業界 他社牽制力ランキング2018」を発表した。1位はスイス・ノバルティスで、2位はスイス・ロシュ、3位は米ファイザーだった。ノバルティスで最も引用されたのは「高濃度抗体及びタンパク質製剤」に関する特許。

 

大塚化学、アステラスからセフィキシム事業の一部を承継

大塚化学は6月5日、アステラス製薬から抗菌薬セフィキシムに関する事業の一部を承継すると発表した。海外ライセンス先に対する原薬供給や、ライセンス契約、商標などの資産を譲り受ける。

 

富士フイルム バイオ医薬品の全工程連続生産システムを開発―今秋から受託開始

富士フイルムは6月5日、バイオ医薬品原薬の全工程連続生産システムを開発したと発表した。原薬の培養から精製までの製造工程を並行して稼働させることで、従来のバッチ生産方式と比べて生産量を3倍以上、精製期間を半分にできるようになったという。精製工程を含めた連続生産システムは業界初。今秋から同システムを使ったバイオ医薬品のプロセス開発の受託を開始する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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