
アッヴィ、乾癬治療薬「スキリージ」を発売
アッヴィは5月24日、乾癬治療薬の抗IL-23抗体「スキリージ」(一般名・リサンキズマブ)を発売した。適応は、既存治療で効果不十分な尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症。初回の4週後に2回目を投与し、その後は12週間隔で投与する。薬価は1シリンジあたり23万9374円。ピーク時に102億円の売り上げを見込んでいる。
リボミック 大塚とのライセンス契約終了…RBM-001、新たなパートナーと事業化
リボミックは5月24日、大塚製薬と2017年に結んだ核酸医薬「RBM-001」に関するライセンス契約を終了したと発表した。両社は同日付けで、RBM-001をリボミックが事業化するとした覚書を締結。覚書には、事業化後の大塚へのロイヤリティ支払いも含まれる。
RBM-001はアプタマーで、08年に始めた両社の共同研究により、骨代謝に関与する細胞に作用することを見出した。リボミックはRBM-001を「骨形成や骨代謝の異常に関連する疾患の治療薬」として特許を出願。今後は、グローバル展開に向けて新たなパートナーの選定を進める。
独バイエル 血友病連盟とパートナーシップ、途上国で血液製剤を寄付
独バイエルは5月23日、世界血友病連盟の人道支援プログラムと5年間のパートナーシップを結んだと発表した。同プログラムは、途上国など治療へのアクセスが限られている60カ国以上の患者に治療薬を提供しており、バイエルは今年、5000万国際単位分の血液凝固第VIII因子製剤を寄付する。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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