日本新薬、業績予想を上方修正
日本新薬は4月23日、2019年3月期の連結業績予想を上方修正したと発表した。修正後の予想は、売上高1140億円(従来予想比60億円増)、営業利益200億円(15億円増)で、経常利益と純利益も従来予想を20億円上回る見通し。国内医薬品が好調な上、肺動脈性肺高血圧症薬「ウプトラビ」のロイヤリティが寄与する。
生化学、業績予想を上方修正―営業利益は従来予想の1.4倍に
生化学工業は4月23日、19年3月期連結業績予想を上方修正したと発表した。医薬品原体の売り上げ増や円安、販管費の減少により売上高、利益とも従来予想を上回る見通し。修正後の予想は、売上高283億5000万円(従来予想比2億5000万円増)、営業利益9億5000万円(5億5000万円増)。
日本化薬、リリーの抗EGFR抗体ネシツムマブの国内権利を獲得
日本化薬は4月22日、米イーライリリーから抗EGFR抗体ネシツムマブの国内での製造・輸入・販売などに関する独占的権利を獲得する契約を結んだと発表した。同薬は「ポートラーザ」の製品名で非小細胞肺がんを対象に近く承認される見通し。日本化薬は導入を通じて抗がん剤の製品ラインナップを拡充する。
サスメド、ブロックチェーンで臨床研究のモニタリング-国立がんセンターと実証へ
治療用アプリを開発するサスメドは4月22日、ブロックチェーンを使った臨床研究のモニタリングについて、国立がん研究センターと共同で実証を行うと発表した。新技術等実証制度(規制のサンドボックス制度)に基づき、同日付で実証計画が厚生労働・経済産業両省から認定された。
データ改ざんが困難なブロックチェーンをモニタリングに活用することで、モニターが医療機関を訪問して原資料と報告用資料の照合を行わなくても、データの信頼性を担保できるようにする。規制のサンドボックス制度は、参加者や期間を限定するなどして、既存の規制の適用を受けることなく新技術の実証を行えるようにする制度。
中外製薬、医療従事者向けサイトを刷新
中外製薬は4月23日、医療従事者向けウェブサイト「PLUS CHUGAI」をリニューアルしたと発表した。職種別(医師・薬剤師・看護師/保健師)のトップページを新設し、それぞれのニーズに応じた情報提供を行うほか、会員制サイトの内容と機能を拡充した。