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薬粧連合、賃上げ要求「定期昇給含め5%以上」/アルフレッサHD、ジェクスヴァルと資本提携 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年1月16日)
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AnswersNews編集部
薬粧連合、賃上げ要求「定期昇給含め5%以上」
医薬化粧品産業労働組合連合会(薬粧連合)は1月16日、今春の労使交渉で要求する賃上げについて、定期昇給分を含めて5%以上を目安とする方針を発表した。ベースアップなど定昇分を除く賃上げは3%を目安とする。個別労使の状況に応じた交渉を優先する従来の考え方に変更はない。薬粧連合には昨年10月1日現在で27組合(組合員数約3万4000人)が加盟している。
アルフレッサHD、ジェクスヴァルと資本提携…神経疾患薬の共同開発など検討
アルフレッサホールディングスは1月16日、創薬ベンチャーのジェクスヴァル(神奈川県藤沢市)と資本提携し、業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。ジェクスヴァルは脆弱X症候群やレット症候群、術後せん妄などの治療薬候補として「GXV-001」の開発を進めている。業務提携では、神経系疾患でGXV-001を共同開発することや、製造をアルフレッサファーマが行うことを検討。アルフレッサHDは輸送・配送に関する優先交渉権を取得する。ジェクスヴァルはメディパルHDから3億円の出資を受け、GXV-001の研究開発に充てる。
ヘリオスとセルリソーシズ、業務提携で基本合意
ヘリオスとセルリソーシズ(東京都千代田区)は1月16日、細胞培養上清液の製造に関する業務提携に向けた基本合意書を結んだと発表した。ヘリオスはANDメディカルグループと培養上清活用に向けた共同研究を進めており、その目的が達成されれば同社に細胞培養上清液を供給する予定。業務提携では、ヘリオスが整備する細胞上清液製造設備の立ち上げや運用で協力する。