東芝子会社、創薬スタートアップのRevorfに出資…IT創薬ソリューションを共同開発
東芝は8月26日、子会社の東芝デジタルソリューションズが創薬スタートアップのRevorf(東京都中央区)に出資したと発表した。Revorfが持つ生体情報の高度計算処理技術やデータ解析力と、東芝デジタルソリューションズの量子インスパイアード最適化ソリューションを組み合わせ、アロステリック創薬分野で創薬困難なタンパク質をターゲットとしたIT創薬ソリューションを共同開発。製薬企業などに提供する。両社は2022年にタンパク質のアロステリック制御の高精度な予測技術を開発しており、実用化のめどが立ったため今回の提携に至った。
ガーダントヘルス、がん遺伝子パネル検査がアミバンタマブのコンパニオン診断として承認
ガーダントヘルスジャパンは8月26日、血液検体を使ったがん遺伝子パネル検査「Guardant360 CDx」について、ヤンセンファーマが申請中のEGFR阻害薬アミバンタマブのコンパニオン診断として承認を取得したと発表した。同薬が申請中の適応は、EGFR 遺伝子エクソン20挿入変異を有する手術不能または再発非小細胞肺がんに対する化学療法との併用療法。Guardant360 CDxはがん関連の74の遺伝子を一度に調べることができ、複数のがん治療薬のコンパニオン診断としても承認されている。