
協和キリン、「ジーラスタ」自動投与デバイスが承認
協和キリンは8月1日、持続型G-CSF製剤「ジーラスタ皮下注」(一般名・ペグフィルグラスチム)について、自動投与デバイスを使った新製剤「ジーラスタ皮下注3.6mg ボディーポッド」の承認を7月28日付で取得したと発表した。適応は「がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制」。薬剤を一定時間後に自動で投与できるデバイスで、テルモと共同開発した。ジーラスタは通常、化学療法剤の投与が終了した日の翌日以降に投与されるが、自動投与デバイスを使えばジーラスタを投与するために後日通院する必要がなくなり、患者と医療従事者の負担を軽減すると期待される。
新型コロナワクチン「スパイクバックス」モデルナ・ジャパンへの承継完了
モデルナ・ジャパンは8月1日、新型コロナウイルスワクチン「スパイクバックス筋注」について、武田薬品工業からの国内製造販売承認の承継が完了したと発表した。今後、国内での輸入、薬事、開発、品質保証、情報提供活動はモデルナ・ジャパンが責任を持つ。流通は、当面の間、武田が担当する。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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