BML、米ラボコープとコンパニオン診断薬開発で提携
臨床検査事業を手掛けるビー・エム・エル(BML)は11月2日、米ラボラトリー・コーポレーション・オブ・アメリカ・ホールディングス(ラボコープ)と、コンパニオン診断薬(CDx)の共同開発と販売に関する事業契約を結んだと発表した。BMLは、ラボコープ傘下の米CRO・コーヴァンスと日本での医薬品開発で10年以上協業を続けているが、これを拡大する。まずはがん領域で、コーヴァンスが開発・検証したアッセイ法を国内で展開する予定。
リボミック 東大医科学研究所と新型コロナ治療薬で共同研究
リボミックは11月2日、開発中の新型コロナウイルス感染症治療用アプタマーについて、東京大医科学研究所アジア感染症研究拠点と共同研究契約を結んだと発表した。培養細胞を使ったin vitro試験で、アプタマーのウイルス感染阻害効果を評価する。
決算
持田製薬(2020年4月~9月期、11月2日発表)
売上高516億2300万円(前年同期比0.2%増)、営業利益72億2900万円(16.6%増)。潰瘍性大腸炎治療薬「リアルダ」や慢性便秘症治療薬「グーフィス」などが伸びた一方、抗うつ薬「レクサプロ」や長期収載品が落ち込み、売上高は前年から横ばい。研究開発費が減少したことで増益となった。21年3月期の通期業績予想(売上高1020億円、営業利益78億円)は据え置いた。