アストラゼネカ デジタル活用でWelbyと提携…治療記録管理アプリを開発
アストラゼネカ日本法人は6月3日、Welby(ウェルビー)とPHR(Personal Health Record)をベースとしたデジタルの活用に向けた戦略的パートナーシップ契約を結んだと発表した。まず、患者が治療記録を一元管理し、可視化できるスマートフォンアプリを開発する。将来的には、蓄積されたデータを解析し、医療機関と連携しながら患者が安心して治療を受けるためのソリューションの提供も視野に入れている。
塩野義、新型コロナ抗体検査キットを研究用試薬として発売
塩野義製薬は6月3日、新型コロナウイルスの抗体検査キットを研究用試薬として発売したと発表した。キットは中国企業が開発したもので、塩野義は同キットを輸入するマイクロブラッドサイエンスと業務提携。国内で実用化に向けた性能評価を行っていた。
AGC アストラゼネカからバイオ医薬品の原薬工場を買収
AGCは6月2日、英アストラゼネカから米コロラド州にあるバイオ医薬品の原薬製造工場を買収したと発表した。工場は2万リットルの動物細胞用バイオリアクター2基を備えており、AGCは買収によって生産能力を増強する。同工場は現在、稼働を停止しており、AGCは来年4月から本格的な受託製造を開始する予定。