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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年2月21日)

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第一三共「DX推進本部」を新設

第一三共は2月21日、4月1日付の組織改定で「DX推進本部」を新設すると発表した。デジタル戦略やIT・データ活用に関するガバナンスを強化するとともに、デジタル技術やデータを活用することで新たな価値の創出を目指す。本部長には大槻昌彦・常務執行役員事業開発部長(4月1日付で専務執行役員に昇格)が就く。

 

「オプジーボ」食道がんとMSI-High結腸・直腸がんで承認

小野薬品工業は2月21日、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(一般名・ニボルマブ)について、▽がん化学療法後に増悪した根治切除不能な進行・再発食道がん▽がん化学療法後に増悪した根治切除不能な進行・再発の高頻度マイクロサテライト不安定性(MSI-High)を有する結腸・直腸がん――への適応拡大が承認されたと発表した。いずれも単剤療法。

 

中外「ロズリートレク」ROS1陽性肺がんへの適応拡大など承認

中外製薬は2月21日、抗がん剤「ロズリートレク」(エヌトレクチニブ)のROS1融合遺伝子陽性非小細胞肺がんなど3つの適応拡大の承認を取得したと発表した。このほかに承認されたのは、抗がん剤「アレセンサ」(アレクチニブ)のALK融合遺伝子陽性未分化大細胞リンパ腫への適応拡大と、同「リツキサン」(リツキシマブ)の後天性血栓性血小板減少性紫斑病への適応拡大。リツキサンの承認は製造販売元の全薬工業が取得した。

 

「モディオダール」に特発性過眠症の適応追加

アルフレッサファーマと田辺三菱製薬は2月21日、両社で共同販売する睡眠障害治療薬「モディオダール」(モダフィニル)について、「特発性過眠症に伴う日中の過度な眠気」の適応追加が承認されたと発表した。同適応での承認は日本初。

 

「レブラミド」濾胞性リンパ腫・辺縁帯リンパ腫への適応拡大が承認

ブリストル・マイヤーズスクイブは2月21日、グループ会社セルジーンの血液がん治療薬「レブラミド」(レナリドミド)が、再発・難治性の濾胞性リンパ腫と辺縁対リンパ腫への適応拡大が承認されたと発表した。抗がん剤リツキシマブと併用する。

 

ノバルティス「ネオーラル」に川崎病の適応追加

ノバルティスファーマは2月21日、免疫抑制剤「ネオーラル内用液10%」(シクロスポリン)について、「川崎病の急性期(重症であり、冠動脈障害の発生の危険がある場合)」への適応拡大が承認されたと発表した。全国22の医療機関で行われた医師主導治験のデータに基づく。ネオーラルにはカプセル剤もあるが、川崎病の適応は内用液のみ。

 

ノバルティス、LINEで花粉症の重症度チェック…公式アカウント開設

ノバルティスファーマは2月21日、LINE子会社のLINEヘルスケアと連携し、患者向けに花粉症情報を提供する「花粉症@LINEヘルスケア」を開設したと発表した。LINEのトーク画面上で花粉症の重症度をチェックできるほか、病院の検索と予約ができるサービスを提供する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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