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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年2月13日)

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中外 「FoundationOne Liquid」をスクラムジャパンに提供

中外製薬は2月13日、血液検体によるがん遺伝子パネル検査「FoundationOne Liquid」を産学連携全国がんゲノムスクリーニングプロジェクト「スクラムジャパン」で利用する契約を国立がん研究センターと結んだと発表した。日本とアジアで行われるスクラムジャパンのプロジェクトで利用し、希少な遺伝子変異をもつ肺がんの治療薬開発などに役立てる。同検査はスイス・ロシュグループの米ファウンデーションメディシンが開発したもので、日本では中外が申請準備中。米国ではすでに申請している。

 

大塚のASTX727、骨髄異形成症候群などで米国申請

大塚製薬は2月12日、米子会社アステックスが創製した「ASTX727」について、骨髄異形成症候群と慢性骨髄単球性白血病を対象に米国で申請し、FDA(食品医薬品局)に受理されたと発表した。同薬はDNAメチル化阻害薬デシタビンと新規代謝酵素阻害薬cedazuridineの経口配合剤。優先審査が適用され、審査終了日目標は今年8月11日に設定された。米国での販売はグループ会社である大鵬薬品工業の米子会社が行う。

 

伊藤忠 医療従事者向け医薬品情報サイト「ヤクジエン」開設

伊藤忠商事は2月13日、医療従事者向けの医薬品情報サイト「ヤクジエン」を開設したと発表した。国内で利用される2万超の医療用医薬品の添付文書の情報を掲載。エンブレースが運営する医療従事者専用SNS「メディカルケアステーション」と連携させ、医療・介護従事者間の情報共有をサポートする。このほか、製品情報サイトに誘導するなど、製薬企業の提供活動にも活用する。

 

アルフレッサ 特殊薬の流通管理プラットフォーム、実証実験を開始

アルフレッサホールディングスは2月13日、子会社アルフレッサがPHCと富士通エフ・アイ・ピーと共同開発した特殊医薬品の流通管理プラットフォームについて、実証実験を開始したと発表した。同プラットフォームは、RFIDタグやクラウド型インフラ基盤、IoT技術を活用し、出荷から投与までのすべての流通過程を記録。実証実験では医療機関での保冷庫への入庫や出荷を中心に検証を行う。

 

決算

イスラエル・テバ(2019年12月期、2月12日発表)

売上高168億8700万ドル(約1兆8575億円、前期比7.6%減)、営業損失4億4300万ドル(前期は16億3700万ドルの損失)。主力品の多発性硬化症治療薬「コパキソン」が北米(10億1700万ドル、42%減)を中心に後発医薬品の影響を受けたことで大幅な減収となった。20年12月期もコパキソンが後発品の影響を受けるものの、ハンチントン病治療薬「Austedo」や偏頭痛治療薬「Ajovy」の成長を見込んでいる。売上高では166~170億ドルと横ばいの見通し。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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