エーザイ、英国の研究機関と認知症研究を支援する共同プログラム
エーザイは5月8日、英国の国立研究機関「UK Dementia Research Institute」(UK DRI)と、認知症研究を支援するための共同プログラムを開始したと発表した。2023年までの5年間、認知症を研究する博士研究員に助成金を支給。助成を受けた博士研究員は、UK DRIの研究施設で、エーザイの支援の下、認知症に関する新たな治療標的分子の探索研究などを行う。
大日本住友、米国に再生・細胞医薬事業のオフィスを開設
大日本住友製薬は5月8日、米サンディエゴに再生・細胞医薬事業のオフィスを開設すると発表した。新オフィスは数人の規模で、6月に開設予定。米国での開発推進やネットワーク構築、新規シーズの探索・技術情報収集の拠点とする。
決算
キッセイ薬品工業(2019年3月期、5月8日発表)
売上高722億9700万円(前期比2.3%減)、営業利益62億200万円(37.3%減)。薬価改定による減収に加え、研究開発費が前期から10%増えたことなどが影響し、大幅な減益となった。主力の排尿障害改善薬「ユリーフ」は178億1000万円(3.3%増)。20年3月期はユリーフが特許切れの影響で65.2%減となる見通しで、売上高614億円(15.1%減)、営業利益10億円(83.9%減)を予想する。