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エーザイ、メコバラミン高用量製剤をALS薬として申請|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年1月26日)

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エーザイ、メコバラミン高用量製剤をALS治療薬として申請

エーザイは1月26日、メコバラミンの高用量製剤を筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬として申請したと発表した。申請は、徳島大病院などで行われた医師主導臨床第3相(P3)試験の結果に基づく。同試験では発症早期のALS患者の機能低下を遅らせる効果が示された。メコバラミンは生体内補酵素型ビタミンB12の1種。「メチコバール」の製品名で、末梢性神経障害の治療薬として約40年前から販売されている。高用量投与によるALS治療については、1990年代から臨床研究が行われ、エーザイは2006年からP2/3試験を実施。その結果をもとに15年に申請を行ったが、追加試験が必要との判断によって16年3月に申請を取り下げていた。

 

田辺三菱、GHIT Fundに1億円拠出

田辺三菱製薬は1月26日、グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)に、活動第3期となる2023~27年度の5年間で総額1億円を拠出すると発表した。同社は第1期から第2期にかけて計1億4000万円を拠出。GHIT Fundからの助成をもとに、マラリアやシャーガス病に対する治療薬の研究に取り組んでいる。

 

薬粧連合に第一三共エスファ労組が加盟

医薬化粧品産業労働組合連合会(薬粧連合)は1月26日、第一三共エスファ労働組合が加盟したと発表した。第一三共エスファの組合員はこれまで、第一三共労組に在籍していたが、クオールホールディングスへの売却に伴って労組を結成した。薬粧連合の構成組織は26組織となった。

 

ノバルティス、腎疾患の啓発で腎臓病協会と連携協定

ノバルティスファーマは1月26日、日本腎臓病協会と、慢性糸球体腎炎や難治性腎疾患の適切な診療の普及推進に向けた連携協定を結んだと発表した。地域の実態に合わせた医療提供体制の構築や啓発で協力する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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