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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年4月27日)

更新日

 

CureApp、高血圧症治療補助アプリが承認

CureApp(東京都中央区)は4月27日、高血圧症の治療に用いる「CureApp HT 高血圧治療補助アプリ」が承認されたと発表した。承認は26日付。患者が入力した情報をもとに個別化された治療ガイダンスを提供し、生活習慣の改善をサポートする。同社は2022年中の保険適用と発売を目指している。高血圧症に対するデジタルセラピューティクス(DTx)は世界初という。

 

台湾のファーマエッセンシア、真性多血症治療薬を日本で申請

ファーマエッセンシアジャパンは4月27日、真性多血症治療薬ropeginterferon alfa-2bを申請したと発表した。同薬は長時間作用型モノペグ化プロリンインターフェロン。従来のペグ化インターフェロンより投与間隔を延長できるといい、米国では昨年、2週間間隔投与の真性多血症治療薬として承認を取得している。同社は、台湾に本社を置くファーマエッセンシア・コーポレーションの日本法人。承認されれば、日本で販売する初の製品となる。

 

キッセイ、チロシンキナーゼ阻害薬ホスタマチニブを申請

キッセイ薬品工業は4月27日、チロシンキナーゼ阻害薬ホスタマチニブを慢性特発性血小板減少性紫斑病の適応で申請したと発表した。同薬は、米ライジェルファーマシューティカルズが創製。マクロファージによる血小板の破壊を抑え、血小板の減少を抑制することで出血症状を改善する。キッセイは日本、中国、韓国、台湾での開発・販売権を持つ。米国では2018年に発売され、欧州やカナダでも販売されている。

 

ファイザー、成長ホルモン製剤「エヌジェンラ」発売

ファイザーは4月27日、長時間作用型の成長ホルモン製剤「エヌジェンラ皮下注」(一般名・ソムアトロゴン)を発売したと発表した。適応は「骨端線閉鎖を伴わない思春期前の小児成長ホルモン分泌不全性低身長症」。小児を対象とした成長ホルモン製剤としては国内初の週1回投与製剤で、患者の負担軽減につながると期待される。薬価は24mg1.2mL1キット4万3032円、60mg1.2mL1キット10万7580円で、ピーク時に64億円の売り上げを見込む。

 

「エンハーツ」HER2低発現乳がんでブレークスルー指定

第一三共は4月27日、抗HER2抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ」(トラスツズマブ デルクステカン)について、「化学療法歴のあるHER2低発現の再発・転移性乳がん」を対象に米FDA(食品医薬品局)からブレークスルーセラピーの指定を受けたと発表した。指定は、化学療法との比較で無増悪生存期間を有意に延長した国際臨床第3相(P3)試験の結果に基づく。エンハーツのブレークスルーセラピー指定は5つ目。

 

J-TEC、白斑治療用自家培養表皮を申請

ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)は4月27日、安定期の白斑(尋常性白斑またはまだら症)に用いる自家培養表皮「ACE02」を申請したと発表した。患者の皮膚組織から分離した細胞を培養し、メラノサイトを保持したままシート状に成形して使用する。白斑はメラノサイトの減少によって皮膚の色が白く抜ける疾患。患部の表皮層を薄く削ったあとにACE02を移植すると、メラノサイトが供給され、色素が再生する。

 

アステラス、畑中会長が退任

アステラス製薬は4月27日、畑中好彦代表取締役会長が退任すると発表した。畑中氏から「今後の社業の発展については現経営陣に託すのが妥当と判断した」との申し出があったという。退任は6月の株主総会とその後の取締役会で正式決定する。

 

ロート製薬、台湾のモバイルヘルス企業に出資

ロート製薬は4月27日、台湾のモバイルヘルス企業アイセンサーに出資すると発表した。アイセンサーはスマートフォンを使った診断機器を開発しており、2017年にスマホのカメラで血液検査ができる機器の承認を米国で取得。ロートは出資を通じて検査薬事業の拡大と診断事業への参入を狙う。取り組みの第1弾として、スマホベースの診断デバイス・アプリについて、日本市場での独占的な技術ライセンスを受け、開発や販売を検討する。

 

エムスリーとソニーグループ、デジタル医療で新会社

エムスリーとソニーグループは4月26日、テクノロジーと医療の知見を組み合わせたソリューション事業を行う新会社「サプリム」を設立したと発表した。DTxを視野に、在宅でのリハビリを支援する身体機能改善事業、高齢期の虚弱(フレイル)予防事業、IoTを使った医療センシング事業などを展開する。出資比率はエムスリー51%、ソニーグループ49%。

 

決算

アステラス製薬(2022年3月期、4月27日発表)

売上収益1兆2961億6300万円(前期比3.7%増)、営業利益1556億8600万円(14.4%増)。増収は3期ぶり。前立腺がん治療薬「イクスタンジ」(5343億円、16.6%増)や白血病治療薬「ゾスパタ」(341億円、42.9%増)などが伸びた。23年3月期は、売上収益1兆4430億円(11.3%増)、営業利益2690億円(72.8%増)を見込む。

 

第一三共(2022年3月期、4月27日発表)

売上収益1兆448億9200万円(前期比8.6%増)、営業利益730億2500万円(14.5%増)。抗凝固薬エドキサバンが2056億円(23.9%増)、抗HER2ADC「エンハーツ」は654億円(117.1%増)を売り上げた。23年3月期の業績予想は、売上収益1兆1500億円(10.1%増)、営業利益1050億円(43.8%増)。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
第一三共
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