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「タケキャブ」に市場拡大再算定の特例、GLP-1受容体作動薬も引き下げ…22年度薬価改定|トピックス

更新日

前田雄樹

中央社会保険医療協議会(中医協)は1月19日、4月に行われる2022年度薬価改定で計23成分41品目に再算定を適用し、薬価を引き下げることを了承した。武田薬品工業のPPI「タケキャブ錠」に市場拡大再算定の特例が適用され、GLP-1受容体作動薬の注射剤は全8製品が通常の市場拡大再算定を受ける。

 

タケキャブは、特例の「年間販売額1000億円超かつ予測販売額の1.5倍以上」の要件に該当すると判断された。類似品として特例の対象となる配合剤「キャブピリン配合錠」、ピロリ除菌用パック製剤「ボノサップパック」「ボノピオンパック」とともに、最大で25%薬価が引き下げられる。

 

GLP-1受容体作動薬の注射剤は、ノボノルディスクファーマの「ビクトーザ皮下注」が市場拡大再算定の対象となり、類似品として▽「ゾルトファイ配合注」(ノボ)▽「バイエッタ皮下注ペン」(アストラゼネカ)▽「ビデュリオン皮下注用ペン」(同)▽「リキスミア皮下注」(サノフィ)▽「ソリクア配合注」(同)▽「トルリシティ皮下注」(日本イーライリリー)▽「オゼンピック皮下注」(ノボ)――も引き下げを受ける(ゾルトファイとソリクアはインスリンとの配合剤)。ビクトーザには補正加算が適用され、引き下げ幅が緩和される。

 

イーケプラなどに市場拡大再算定

GLP-1受容体作動薬のほかに市場拡大再算定を受けるのは、
▽抗てんかん薬「イーケプラ錠/同ドライシロップ」(ユーシービージャパン)
▽解毒剤「ノベルジン顆粒/同錠」(ノーベルファーマ)
▽造血刺激薬「レボレード錠」(ノバルティスファーマ)
▽多発性骨髄腫治療薬「ポマリストカプセル」(ブリストル・マイヤーズスクイブ)
▽ニューモシスチス肺炎治療薬「サムチレール内用懸濁液」(グラクソ・スミスクライン)
▽抗体IL-5抗体「ヌーカラ皮下注用/同シリンジ/同ペン」(同)
▽抗体IL-5受容体α抗体「ファセンラ皮下注シリンジ」(アストラゼネカ)
▽抗がん剤「オニバイド点滴静注」(日本セルヴィエ)
▽同「ヤーボイ点滴静注液」(ブリストル)
▽抗アレルギー薬「アレジオン点眼液/同LX点眼液」(参天製薬)
――で、GLP-1受容体作動薬8製品を含めると17成分33品目が対象。ファセンラはヌーカラの類似品として引き下げを受ける。ヌーカラは皮下注用のみ補正加算が適用される。イーケプラとアレジオンは後発医薬品も対象となる。

 

ビンダケル・ビンマックには用法用量変化再算定

ファイザーのトランスサイレチン型心アミロイドーシス治療薬「ビンダケルカプセル」は、19年3月の適応拡大に伴って用法用量が変更されたことにより、用法用量変化再算定を受ける。昨年11月に薬価収載された同「ビンマックカプセル」(ファイザー)も類似品として同再算定の対象となった。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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