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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年11月2日)

更新日

 

富士製薬工業、タイで経口避妊薬「FSN-013」を申請

富士製薬工業は11月2日、日本とASEANで開発している経口避妊薬「FSN-013」(一般名・エステトロール/ドロスピレノン配合剤)について、タイ子会社のOLICが同国で輸入承認申請を行ったと発表した。同薬はベルギーのミスラ・ファーマシューティカルズから導入した次世代経口避妊薬。承認されれば富士製薬にとって初の海外での製品販売となる。タイ以外のASEAN諸国でもパートナー企業との販売を計画している。

 

レオファーマ、新社長に坂本氏

レオファーマは11月2日、1日付で坂本和繁氏が社長に就任したと発表した。今年5月から暫定的に社長を務めていたトード・ラブダ氏は退任するが、アジア・太平洋地域の研究開発部門の幹部として引き続き研究開発活動をリードする。坂本氏は前職でサノフィ日本法人ジェネラルメディスン部門のジェネラルマネージャーを務め、日本や韓国、オーストラリア、ニュージーランドを統括。その前は、ギリアド・サイエンシズのエグゼクティブ・ディレクターとして日本事業の立ち上げに関わった。

 

ナレッジパレット、小野薬品と共同研究契約を締結

ナレッジパレット(神奈川県川崎市)は11月2日、同社の大規模トランスクリプトーム解析技術を使った創薬基盤の構築を目指し、小野薬品工業とフィージビリティスタディ契約を結んだと発表した。契約に基づき、ナレッジパレットは特定のヒト細胞のトランスクリプトーム変化を解析し、細胞内のパスウェイにおける影響評価、メカニズムやターゲットの推測、有効化合物選定が可能かどうかなどを検証する。

 

三井不動産 賃貸ラボ事業で米サンディエゴ、サンフランシスコに進出

三井不動産は11月2日、賃貸ラボ・オフィス事業で米サンディエゴとサンフランシスコに進出すると発表した。米子会社を通じて開発事業に参画した。同社は2019年からボストンで賃貸ラボ&オフィス事業を手掛けており、これで米国の3大ライフサイエンスクラスターに進出したことになる。投資額は3拠点あわせて約1300億円。サンディエゴとサンフランシスコの施設は、いずれも今冬までに着工し、23年に完成する予定。

 

ロート製薬など、自宅で視力測定できるアプリを開発

ロート製薬は11月2日、アイアイネット合同会社(京都府宇治市)と共同で、自宅で視力測定できるiOS向けアプリ「AImirun(アイミルン)」を開発したと発表した。アプリでは、ランドルト環を使って遠くを見る視力と近くを見る視力を測定できるといい、測定結果に合わせたコメントを表示する機能を備えている。

 

決算

田辺三菱製薬(2021年4~9月期、11月2日発表)

売上高1909億円(前年同期比1.9%増)、営業利益10億円(前年同期は619億円の赤字)。乾癬・潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「ステラーラ」(65.8 %増)などが増収に寄与した。22年3月期の通期予想は売上収益3980億円(従来予想比95億円減)、営業利益195億円(105億円減)に下方修正した。カナダ子会社メディカゴの新型コロナワクチンの開発が遅れ、カナダ政府への供給開始がずれ込むことが響く。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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