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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年8月5日)

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キッセイ、ホスタマチニブを中国企業にサブライセンス

キッセイ薬品工業は8月5日、2018年に米ライジェルファーマシューティカルズから技術導入した慢性特発性血小板減少性紫斑病治療薬ホスタマチニブ(一般名)について、中国での開発・販売権を同国のインマジンバイオファーマシューティカルズにサブライセンスしたと発表した。契約に基づき、キッセイはインマジンから契約一時金と事業化の進捗に伴うマイルストンを受け取るとともに、同社に製剤を供給する。同薬はすでに米国や欧州で販売されており、日本ではキッセイが臨床第3相(P3)試験を行っている。

 

日本BI オンライン専門のMR組織を本格始動

日本ベーリンガーインゲルハイムは8月5日、オンライン面談やメールによる情報提供を専門に行う「e-MR」を組織化したと発表した。同社は19年からe-MRを試験的に配置していたが、多様化する情報提供チャネルへのニーズを踏まえて今年1月に組織化した。e-MRではオンラインで面談や製品説明会などを実施している。

 

田辺三菱「ユプリズナ」韓国で承認

田辺三菱製薬は8月5日、視神経脊髄炎スペクトラム障害治療薬「UPLIZNA」(一般名・イネビリズマブ)が韓国で承認されたと発表した。同薬はホライゾン・セラピューティクス(アイルランド)から導入した抗CD19抗体で、日本では今年6月に「ユプリズナ」の製品名で発売。視神経脊髄炎スペクトラム障害のほか、重症筋無力症でも国際共同P3試験が行なわれている。

 

小野 希少疾患向け創薬で英Healxと提携

小野薬品工業は8月4日、独自の人工知能(AI)技術を持つ英Healxと、創薬分野で研究提携契約を結んだと発表した。Healx独自の希少疾患向け創薬プラットフォーム「Healnet」を使い、小野が持つ化合物について候補疾患と作用機序を予測。小野が特定された候補疾患に対する検証試験を実施する。小野は選定された新薬候補の独占開発・商業化権を保有し、Healxに研究費と開発・販売マイルストンを支払う。

 

モダリス、アステラスとの「MDL-206」の共同研究を終了

モダリスは8月5日、「MDL-206」に関するアステラス製薬との共同研究契約を終了すると発表した。契約期間の満了にあたり、アステラスが戦略上の理由で契約の延長とライセンス契約の交渉権行使を行なわないと決めたという。モダリスは今後、同薬を自社パイプラインとして、エンジェルマン症候群を対象に開発し、並行して新たなパートナーを探す。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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