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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年4月9日)

更新日

 

第一三共 ペキシダルチニブ、国内P2試験を開始

第一三共は4月9日、CSF-1R阻害薬ペキシダルチニブについて、腱滑膜巨細胞腫を対象とした国内臨床第2相(P2)試験を始めたと発表した。18人の患者を登録する予定。同薬は2019年8月に同疾患を対象に米国で発売。欧州では昨年、欧州医薬品庁の医薬品委員会が承認に否定的な見解を示している。

 

参天、緑内障治療デバイスの米国承認に遅れ…減損損失405億円

参天製薬は4月9日、2021年上期を想定していた緑内障用デバイス「STN2000100(DE-128)」の米国承認が遅れる見通しだと発表した。参天は昨年6月、同デバイスを米国で申請。今年2月末にFDA(食品医薬品局)から審査に関するフィードバックを受け、FDAと承認に向けた協議を行っているが、それに時間がかかる可能性があるという。承認の遅れを前提に同デバイスの資産価値を見直した結果、2021年1~3月期決算に405億円の減損損失を計上する見込み。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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