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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年2月18日)

更新日

 

「オプジーボ」食道がんアジュバント療法に適応拡大申請

小野薬品工業は2月18日、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(一般名・ニボルマブ)の単剤療法について、食道がんの術後補助療法への適応拡大を申請したと発表した。食道がんでは昨年、2次治療に対する単剤療法で承認を取得しており、1次治療では同「ヤーボイ」と化学療法との併用療法で臨床第3相(P3)試験を行っている。

 

東和 スイス企業からリバスチグミン週2回経皮製剤を導入…今夏P3へ

東和薬品は2月18日、スイスのLuye Pharmaと、アルツハイマー型認知症治療薬リバスチグミンの経皮吸収型製剤の国内開発・販売に関する契約を結んだと発表した。既存製剤は1日1回の貼付剤だが、Luyaの製剤は週2回投与で、患者負担の軽減につながると期待される。今夏から国内でP3試験を行う予定。

 

「ラスビック」点滴静注キット、3月1日発売へ

キョーリン製薬ホールディングス(HD)は2月18日、子会社・杏林製薬が抗菌薬「ラスビック」(ラスクフロキサシン塩酸塩)の注射剤を3月1日に発売すると発表した。薬価は、点滴静注キット150mgで4034円。ラスビックは昨年から錠剤が販売されている。注射剤は昨年11月に承認された。

 

GSK 気管支喘息治療専用の「テリルジー」新規格製剤を発売

グラクソ・スミスクラインは2月18日、気管支喘息治療薬「テリルジー200エリプタ」(フルチカゾン/ウメクリジニウム/ビランテロール)を発売したと発表した。薬価は14吸入1キット4764.50円、30吸入1キット1万98.90円で、同日付で薬価収載された。同規格は気管支喘息だけに使うことのできる新規格製剤。従来の「テリルジー100エリプタ」は気管支喘息と慢性閉塞性肺疾患(COPD)の適応で使用できる。

 

あすか「メルカゾール」の2.5mg製剤を発売

あすか製薬は2月18日、甲状腺機能亢進症治療薬「メルカゾール錠」(チアマゾール)について、従来の5mg製剤の半量となる2.5mg製剤を発売したと発表した。用量調整が必要な患者に使用される。

 

エムスリー CRO子会社を6月に統合

エムスリーは2月18日、CRO事業を手掛ける完全子会社メディサイエンスプラニングが、MICメディカルを6月1日付で吸収合併すると発表した。合併を通じて、インターネットやITを活用した治験の効率化を進めるとともに、経営体制を強化する。新会社の社長はメディサイエンスプラニングの浦江明憲・代表取締役が就く。

 

【AnswersNews編集部が製薬企業をレポート】
小野薬品工業
キョーリン製薬ホールディングス(杏林製薬/キョーリンリメディオ)

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AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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