武田 グローバル経営人材輩出へ、国内事業部門で新人事施策
武田薬品工業は1月8日、将来のグローバル経営幹部候補を日本から輩出するため、国内事業部門で新たな人事制度を導入すると発表した。対象は、国内医薬品事業を所管するジャパンファーマビジネスユニットと日本オンコロジー事業部。社会人経験8年未満の従業員から希望者を募り、海外を含む複数のジョブローテーションを通じて知識やスキルを身に付けてもらう。6~8年のプログラム期間終了後は、各部門のマネジャーポジションなどに就き、経営幹部になるための経験を積む。今年度に公募を行い、来年度からプログラムを始める。
MeijiSeikaファルマ、慢性移植片対宿主病治療薬のP1試験開始
MeijiSeikaファルマは1月8日、慢性移植片対宿主病治療薬「ME3208」の臨床第1相試験を開始したと発表した。同薬は、米カドモン社が開発したROCK2阻害薬。Meijiは昨年、カドモンが同薬を日本とアジアで開発・商業化するために設立したロメック・ファーマに出資し、日本での開発を担当している。米国では昨年9月、カドモンが申請しており、今年5月30日までに承認の可否が判断される。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
・武田薬品工業