
米アムジェン「オテズラ」を134億ドルで買収…ブリストル・セルジーン、合併に前進
米アムジェンは8月26日、米セルジーンから乾癬治療薬「オテズラ」の全世界での権利を134億ドル(約1兆4000億円)で買収すると発表した。セルジーンはオテズラを手放すことで、米ブリストル・マイヤーズスクイブとの合併に対する米当局の承認を得たい考え。ブリストルは今年末までに合併が完了するとの見通しを示している。
オテズラの2018年の売上高は約16億ドル。アムジェンはオテズラの獲得で炎症領域の製品群を拡充する。
エーザイ、ケニアに水供給タンク提供…NTDs対策で
エーザイは8月27日、ケニア国内の顧みられない熱帯病(NTDs)が蔓延する地域に、清潔な水を供給するタンクを提供すると発表した。
同社はNTDsの1つであるリンパ系フィラリア症治療薬ジエチルカルバマジンを、世界保健機関(WHO)の制圧プログラムを通じて蔓延国に無償で提供しています。タンクの提供は、住血吸虫症治療薬プラジカンテルを蔓延国に無償提供している独メルク共同で行う。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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