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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2019年8月8日)

更新日

 

武田「エンタイビオ」皮下注製剤を申請

武田薬品工業は8月8日、潰瘍性大腸炎・クローン病治療薬「エンタイビオ」(一般名・ベドリズマブ)の皮下注製剤(シリンジ製剤とペン製剤)を日本で申請したと発表した。対象は活動期の潰瘍性大腸炎に対する維持療法。同薬は現在、点滴静注製剤が承認されており、皮下注製剤を追加することで選択肢を広げる。

 

小野薬品「オノアクト」敗血症に伴う頻脈性不整脈への適応拡大申請

小野薬品工業は8月8日、短時間作用型β1遮断薬「オノアクト」(ランジオロール)について、敗血症に伴う頻脈性不整脈(心房細動、心房粗動、洞性頻脈)への適応拡大を申請したと発表した。同薬は2002年に手術時の頻脈性不整脈に対する緊急処置の適応で発売。その後、手術後の循環動態監視下の頻脈性不整脈、生命に危険のある不整脈へと適応を広げている。

 

田辺三菱 脊髄損傷向け抗体医薬、米国でも臨床試験開始へ

田辺三菱製薬は8月8日、大阪大と共同研究を進めてきた抗RGMa抗体「MT-3921」について、脊髄損傷を対象に米国で臨床試験を開始すると発表した。米FDA(食品医薬品局)に臨床第1相(P1)試験の計画を提出した。日本ではすでに健康成人を対象にP1試験を行っている。

 

田辺三菱、カリプラジンがシンガポールとタイで承認

田辺三菱製薬は8月8日、統合失調症治療薬カリプラジンがシンガポールとタイで承認されたと発表した。シンガポールでは「Symvenu」、タイでは「Reagila」の製品名で、現地子会社が販売する。カリプラジンはハンガリー・ゲテオンリヒターからの導入品。田辺三菱はライセンスを持つアジア地域で開発を進めている。

 

決算

大塚ホールディングス(2019年1~6月期、8月8日発表)

売上高6711億3100万円(前年同期比8.5%増)、営業利益965億2400万円(22.9%増)。抗精神病薬「エビリファイメンテナ」(486億円、17.0%増)や同「レキサルティ」(409億円、33.6%増)、利尿薬「サムスカ/ジンアーク」(669億円、71.5%増)などが伸びた。1~6月期の業績を踏まえ、19年12月期通期業績予想を売上高1兆4000億円(従来予想比100億円増)、営業利益1740億円(240億円増)に上方修正した。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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