協和キリン 希望退職に296人応募、連結従業員の4%
協和発酵キリンは4月10日、3月に募集した希望退職に296人が応募したと発表した。2018年12月末現在の連結従業員7242人の4.1%にあたる。特別退職金など関連費用約51億円を19年12月期第1四半期決算に計上する。
希望退職者は、4月1日現在で在籍する45歳以上かつ勤続5年以上の社員(生産本部を除く)を対象に募集。応募者は6月30日に退職する。
田辺三菱など8社、連続生産設備を共同開発
高砂ケミカルと田辺三菱製薬、コニカミノルタケミカルなど8社は4月10日、医薬品の連続生産設備を共同開発すると発表した。これら3社を含む5社で行ってきた開発事業に、4月から大成建設と島津製作所、三菱化学工機が参画。同設備を普及させるため、特定目的会社を設立する。
共同開発するのは、単位操作ごとにモジュール化した装置を連結させて製造ラインを構築する「iFactory」。昨年、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の開発支援プログラムに採択されている。
連続生産は、原料を連続的に製造工程に投入し、生産物を連続的に取り出す生産方式。医薬品製造で一般的なバッチ生産に比べ、製造コストが抑えられるなどの利点がある。
久光 19年2月期は17%営業減益、モーラスの減少響く
久光製薬が4月10日発表した2019年2月期連結業績は、売上高1434億800万円(前期比3.4%減)、営業利益222億7800万円(17.2%減)となった。
医療用医薬品の売上高は858億8100万円(9.7%減)。主力の鎮痛消炎薬「モーラステープ」は薬価改定と後発医薬品の影響で421億1500万円(15.3%減)と落ち込んだ。一方、一般用医薬品は540億7900万円(8.1%増)と好調だった。
20年2月期は売上高1435億円(0.1%増)、営業利益229億円(2.8%増)を見込む。
湘南アイパーク、第2期「湘南会議」の参画企業を募集―テーマは認知症
湘南ヘルスイノベーションパーク(通称・湘南アイパーク)は4月10日、未病ビジネスの創出を目指すコンソーシアム「湘南会議」の第2期の参画企業の募集を始めたと発表した。
テーマは認知症。募集・選考期間は4月10日~5月10日で、6月~10月に会議を実施する。問い合わせは事務局(ipark@field-mgmt.com)。