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メディパルHD、医薬品の個人宅配送を開始/日医工、ハラヴェンAGを12月発売へ など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2024年9月2日)

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AnswersNews編集部

 

メディパルHD、子会社で医薬品の個人宅配送を開始…第1弾はPNH薬「エムパベリ」

メディパルホールディングス(HD)は9月2日、子会社SPLineで希少疾病用医薬品の個人宅への配送サービス「emLine(エムライン)」を開始したと発表した。第1弾として今月から、旭化成ファーマの発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)治療薬「エムパベリ皮下注」(一般名・ペグセタコプラン)の配送を始めた。スペシャリティ領域の医薬品には、高額で厳格な温度管理を求められるものがあり、在宅で治療を受ける患者にとっては受診時に薬剤を持ち帰る際の負担が大きい。配送サービスはこうした負担を軽減するのが狙いで、SPLineは今後、サービスの拡大を図る。

 

日医工、ハラヴェンのAGを12月発売へ

日医工は9月2日、エーザイの抗がん剤「ハラヴェン」のオーソライズド・ジェネリック(AG)「エリブリンメシル酸塩静注液『日医工』」を12月に発売する予定だと発表した。ハラヴェンAGは2021年2月に承認されていたが、これまで薬価収載されていなかった。ハラヴェンをめぐっては、今年8月にニプロが後発医薬品の承認を取得。12月の薬価収載と同時に発売する方針を明らかにしている。

 

アキュリスファーマ、ジアゼパム点鼻液を申請

アキュリスファーマ(東京都港区)は9月2日、てんかん発作に対する抗けいれん薬ジアゼパム点鼻液を申請したと発表した。承認されれば国内初の経鼻投与型の抗けいれん薬となり、成人に対して医療機関外で投与できる初のレスキュー薬ともなる。同薬は米Neurelisが開発し、アキュリスファーマは日本とアジア太平洋地域で独占的に開発・商業化する権利を持つ。

 

中外「ピアスカイ」欧州で承認

中外製薬は9月2日、発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)治療薬「ピアスカイ」(クロバリマブ)が欧州で承認されたと発表した。同薬は補体(C5)に対するリサイクリング抗体。欧州では初の4週1回の自己注射が可能なPNH治療薬となる。同薬は今年2月に中国で世界初の承認を取得し、3月に日本、6月に米国でも承認されている。

 

アルフレッサHD、インテージのCRO事業買収完了

アルフレッサHDは9月2日、インテージヘルスケアがPMS・CRO事業を分割して設立した新会社ArkMSの全株式の取得を完了したと発表した。取得額は25億円。アルフレッサHDは買収を通じてPMS・CRO事業を強化する。

 

Jiksak Bioengineering、帝人ファーマと共同研究契約

Jiksak Bioengineering(川崎市)は9月2日、帝人ファーマと共同研究契約を結んだと発表した。Jiksakが保有する前シナプス形成誘導マイクロビーズを使い、神経難病に対する新規創薬標的遺伝子の同定を目指す。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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