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田辺三菱、希望退職者を募集/中外 一般社員にジョブ型導入、定年を実質廃止へ など|製薬業界 きょうのニュースまとめ(2024年7月29日)

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AnswersNews編集部

 

田辺三菱 希望退職者を募集、人数定めず

田辺三菱製薬は7月29日、希望退職者を募集すると発表した。対象は来年1月1日時点で45歳以上かつ勤続5年以上の従業員。募集人数は定めない。募集期間は10月1~11日で、応募者は今年12月31日付で退職する。同社は希望退職者募集の理由について「グローバル市場で成長する企業を目指す、成長戦略実行に必要なケイパビリティを持つ人員の配置と、専門性の高い人材や多様な人材が活躍できる組織の実現に向けた人材ポートフォリオの見直しを加速させるため」としている。

 

中外、来年1月に新人事制度…一般社員にジョブ型導入、実質的な定年廃止など

中外製薬は7月29日、来年1月に新たな人事制度を導入すると発表した。▽一般社員へのジョブ型雇用の導入▽プロフェッショナルポジションの拡充▽手挙げによる人事異動の導入▽シニア社員制度の廃止と雇用上限年齢の撤廃(実質的な定年廃止)――などが柱。評価制度も見直し、挑戦による価値創出を基軸とした加点主義の仕組みを導入する。実質的な定年廃止は2026年から実施する。キャリア形成における社員の主体性を高め、挑戦と成長を促す狙い。同社の奥田修社長CEOは「個人が主体性を持って能力を最大限に発揮できるようにする」と話している。

 

「レケンビ」欧州で承認に否定的見解…エーザイは再審議請求

エーザイは7月26日、アルツハイマー病治療薬「レケンビ」(一般名・レカネマブ)について、EMA(欧州医薬品庁)の欧州医薬品委員会(CHMP)が承認に否定的な見解を採択したと発表した。CHMPは「レケンビの認知機能の低下を遅らせる効果は、重篤な副作用のリスクを相殺するものではない」と判断した。エーザイはCHMPに再審議を請求する方針で、「当局と協力し、EU諸国の患者に一日も早くレカネマブを提供できるよう努めていく」としている。

 

ノーベルファーマ、自己免疫性肺胞蛋白症治療薬「サルグマリン」発売

ノーベルファーマは7月29日、自己免疫性肺胞蛋白症治療薬「サルグマリン吸入用」(サルグラモスチム)を発売したと発表した。肺胞マクロファージに直接作用して成熟を促し、成熟マクロファージによる肺サーファクタントを含む老廃物の分解を促進して肺機能を改善する薬剤。自己免疫性肺胞蛋白症は指定難病で、国内患者数は約730~770人と推定されている。薬価は250μg1瓶4万2359.10円。ピーク時に4.2億円の販売を見込む。

 

エクサウィザーズ子会社のExaMD、シミックHDと業務提携…アプリ開発加速

エクサウィザーズは7月29日、子会社で健康・医療分野のAIサービス開発を手掛けるExaMDがシミックホールディングス(HD)と業務提携したと発表した。ExaMDは会話音声AIを活用した認知症診断支援プログラム医療機器(SaMD)や、SaMDでない認知機能測定ソフトウェアなどの開発を進めている。SaMD開発の支援も行うシミックHDの協力を得て、医療機器と非医療機器の両方で臨床エビデンスに基づいたAIアプリの開発を加速させる。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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