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田辺三菱、モデルナの呼吸器ワクチンをコプロ/大鵬薬品、米アーカスからCD73阻害薬の権利取得|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年7月9日)
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AnswersNews編集部
田辺三菱、モデルナの呼吸器ワクチンをコプロ
田辺三菱製薬は7月9日、モデルナ・ジャパンと同社ワクチンの共同プロモーション契約を結んだと発表した。新型コロナウイルスワクチン「スパイクバックス」を含むmRNA呼吸器ワクチンが対象。モデルナが製造、販売、メディカル活動、流通を担い、両社でプロモーション活動を行う。契約期間は2029年3月末まで。
大鵬薬品、米アーカスからCD73阻害薬の権利取得
大鵬薬品工業は7月9日、米アーカス・バイオサイエンシズから、同社が開発しているCD73阻害薬quemliclustatをアジアで独占的に開発・販売する権利を取得したと発表した。両社は2017年、同薬を含む複数のがん治療薬についてオプション契約を結んでおり、大鵬薬品がオプション権を行使した。同社はオプションフィーと開発・販売のマイルストン、売上高に対するロイヤリティを支払う。アーカスは、前治療歴のない転移性膵管腺がんの患者を対象にquemliclustatと化学療法の併用療法を評価するグローバル臨床第3相(P3)試験を年内に始める予定。大鵬薬品は同試験に日本から参加する。