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参天、中国の新工場完成…年間8億本超の生産能力/MSD、ラゲブリオの錠剤を申請 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年4月16日)

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AnswersNews編集部

 

参天、中国の新工場が完成…年間8億本超の製造能力、稼働は27年

参天製薬は4月16日、中国・江蘇省蘇州市で2021年から建設を進めていた新工場「Santenビジョンパーク」が完成したと発表した。5mL換算で年間8億本超の点眼薬を生産できる能力を備え、中国で拡大する医療用眼科製品に対する需要に対応する。試運転と必要な認定・認証の取得を経て2027年の稼働を目指す。

 

MSD「ラゲブリオ」錠剤を申請

MSDは4月16日、新型コロナウイルス感染症治療薬「ラゲブリオ」(一般名・モルヌピラビル)の錠剤を申請したと発表した。錠剤は従来のカプセル剤の2倍の有効成分を含有しており、1回あたりの服用数を4カプセルから2錠に減少。カプセル剤に比べて小さく、服用時の負担軽減とアドヒアランスの向上につながると期待している。

 

日本新薬「ウプトラビ」小児適応を申請

日本新薬は4月16日、肺動脈性肺高血圧症・慢性血栓塞栓性肺高血圧症治療薬「ウプトラビ錠」(セレキシパグ)について、小児の肺動脈性肺高血圧症の適応追加を申請したと発表した。あわせて小児用の製剤も申請した。同薬は経口のプロスタサイクリン系薬剤。国内で小児の肺動脈性肺高血圧症に使用できる薬剤は限られており、プロスタサイクリン系薬剤では静脈内持続投与が必要な注射剤しかない。

 

ロート製薬、大阪の先端医療産業化拠点にラボ・オフィス開設

ロート製薬は4月16日、未来医療推進機構が運営する大阪市の先端医療産業化拠点「Nakanoshima Qross」内の「未来医療R&Dセンター」に研究ラボ・オフィスを開設したと発表した。入居する研究機関や企業とともに細胞治療の研究開発やサプライチェーンの開発を進めるほか、自由診療下で細胞治療を行う医療機関から細胞の培養や加工を受託する。細胞培養加工施設は2025年に完成する予定。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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