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日本バイオテクノファーマ、天然痘・エムポックス治療薬を申請 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年4月11日)

更新日

AnswersNews編集部

 

日本バイオテクノファーマ、天然痘・エムポックス治療薬を申請

日本バイオテクノファーマは4月11日、天然痘、エムポックス、牛痘、天然痘ワクチン接種後のワクシニアウイルスの増殖による合併症に対する治療薬「テポックスカプセル」(一般名・テコビリマット)を申請したと発表した。VP37エンベロープラッピングタンパク質の働きを阻害することでウイルスの複製を防ぐ作用を持つ。同薬は米国と欧州で承認されており、日本でも特定臨床研究としてエムポックス患者に投与されている。今回の申請は、今後のエムポックスの感染拡大と天然痘による生物テロを想定している。

 

モデルナ、潜在性ウイルスの抗体保有率調査…ToMMoと共同研究

モデルナ・ジャパンは4月11日、東北大東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)と潜在性ウイルスの感染疫学に関する共同研究を開始したと発表した。ToMMoが前向きコホート研究の一環として収集した保存検体を活用し、サイトメガロウイルス(CMV)とエプスタインバーウイルス(EBV)の抗体保有率や、健康状況との関連を調査。モデルナはこれらのウイルスに対するワクチン開発を進めており、将来のワクチン接種プログラム作成に役立つ知見を得たい考え。

 

スズケン、中電子会社の株式取得…Welby含む3社でヘルスケアサービス提供

スズケンは4月10日、中部電力子会社でヘルスケアサービスを手掛けるメディカルデータカード(MeDaCa)の株式の一部を取得すると発表した。スズケンと中電、Welbyの3社で新規ヘルスケアサービスの開発・普及を共同で行うためのもので、WelbyはMeDaCaの株式の過半数を取得。3社が保有するサービスや接点をかけ合わせ、医療機関や自治体にヘルスケアサービスをセットで提供可能な体制の構築を目指す。

 

決算

久光製薬(2024年2月期、4月11日発表)

▽売上高1417億600万円(前期比10.4%増)▽営業利益131億6700万円(13.5%増)▽経常利益196億4900万円(22.4%増)▽純利益139億6900万円(19.0%増)。医療用医薬品の売上高は719億8300万円で前期比3.1%増。経皮吸収型持続性疼痛治療薬「ジクトルテープ」などが好調だった。一般用医薬品・その他は20.0%の増収。エスエス製薬から譲受した栄養ドリンク「エスカップ」などが寄与した。25年2月期は売上高1520億円(7.3%増)、営業利益145億円(10.1%増)を見込む。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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