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正式承認の「ゾコーバ」薬価変更なし/住友ファーマ、遺伝子治療開発の米子会社を売却 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年3月22日)

更新日

AnswersNews編集部

 

正式承認の「ゾコーバ」薬価変更なし

中央社会保険医療協議会(中医協)総会は3月22日、今月5日に通常承認を取得した塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症治療薬「ゾコーバ錠」(一般名・エンシトレルビル フマル酸)について、薬価の変更は行わないことを決めた。緊急承認時から▽臨床的位置付けに変わりがない▽承認事項(効能・効果、用法・用量)も同じである▽比較薬の薬価や臨床上の位置付けも変化がない――ため、現行薬価と同額とすることが適切と判断した。同薬は2022年11月に緊急承認を取得し、一般流通の開始にあわせて昨年3月に薬価収載された。その際、通常承認を取得した場合はあらためて薬価を検討することとされていた。

 

住友ファーマ、遺伝子治療開発の米子会社を売却

住友ファーマは3月22日、米子会社スミトモ・ファーマ・アメリカ傘下のスピロバント・サイエンシズをルアージェン・バイオに売却したと発表した。売却額は非開示。スピロバントは2019年の英ロイバントとの戦略的提携で住友ファーマが株式を取得した5社のうちの1社。米国で嚢胞性線維症を対象とした遺伝子治療薬「SP-101」の開発を進めてきたが、グループの経営資源の効率的な運用とモダリティの特殊性を検討した結果、売却を決めた。ルアージェンは、スピロバントの経営陣が新たに設立した企業。

 

小野薬品、オックスフォード大と創薬提携

小野薬品工業は3月22日、英オックスフォード大と包括的な創薬提携契約を結んだと発表した。同大が持つ創薬シーズの中から、小野薬品が自社の研究重点領域テーマを合わせて選んだシーズについて、同大が検証試験と化合物のスクリーニングを行う。まずは神経領域を対象とする。小野薬品は、提携で得られた化合物をもとに創製された新薬候補を全世界で独占的に開発・商業化するオプション権を保有する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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