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そーせい、統合失調症薬の開発で独BIと提携/「エプキンリ」濾胞性リンパ腫で適応拡大申請 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年3月11日)

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AnswersNews編集部

 

そーせい、統合失調症治療薬開発で独BIと提携…一時金40億円

そーせいグループは3月11日、独ベーリンガーインゲルハイム(BI)と統合失調症治療薬の開発で提携したと発表した。そーせいGが創製したGPR52受容体作動薬のライセンスに関する独占的な契約を結び、そーせいGは一時金2500万ユーロ(約40億円)とオプション行使料6000万ユーロ(約97億円)を受け取る権利を保有。開発、申請・承認、販売の目標達成に応じて受け取るマイルストンは最大6億7000万ユーロ(約1085億円)で、これとは別に販売ロイヤリティを受け取る権利を持つ。ライセンスの対象は、GPR52受容体作動薬「HTL0048149」と複数のバックアップ化合物。オプション権の行使は2025年中を予定する。

 

「エプキンリ」グレード1~3A濾胞性リンパ腫への適応拡大を申請

ジェンマブは3月11日、抗CD3/CD20⼆重特異性抗体「エプキンリ⽪下注」(⼀般名・エプコリタマブ)について、グレード1から3Aの再発・難治性の濾胞性リンパ腫への適応拡⼤を申請したと発表した。申請は、濾胞性リンパ腫を含むCD20陽性成熟B細胞⾮ホジキンリンパ腫を対象に日本と海外で行った臨床第1/2相(P1/2)試験の結果に基づく。日本では昨年11月、再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、高悪性度B細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型リンパ腫)と再発・難治性濾胞性リンパ腫(グレード3B)の適応で発売された。

 

久光 佐賀の新研究所が完成、2拠点を集約

久光製薬は3月11日、佐賀県鳥栖市に建設していた新研究所「SAGAグローバルリサーチセンター」が完成したと発表した。新研究所には、同市と茨城県つくば市の2拠点に分散していた研究機能を集約。研究者同士の連携と研究開発機能の最大化によって開発スピードを向上させるとともに、生産部門との連携を強化する。共同実験スペースも設置し、オープンイノベーションを推進する。

 

小野薬品、米ハーバード大と研究提携

小野薬品工業は3月11日、米ハーバード大と新規創薬標的の検証を目指した5年間の包括的研究提携契約を結んだと発表した。小野薬品は同大の技術開発部門と協働し、がん、免疫、神経、スペシャリティの各領域でアンメットメディカルニーズの高い疾患を中心に、大学所属の研究ラボから新規創薬標的分子に関する研究テーマを募集。採択された研究テーマについて研究費を負担する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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