武田、デング熱ワクチン製造で印製薬と提携
武田薬品工業は2月27日、インドの大手製薬企業Biological E(BE)と、デング熱ワクチン「QDENGA」の供給増加に向けて戦略的提携を結んだと発表した。BEは、流行地域でニーズの高いマルチドーズバイアルを最大で年間5000万回接種分製造する。武田は供給能力を2030年までに年間1億回分まで増やすことを目指している。経済面と物流面で利点のあるマルチドーズバイアルの供給を増やすことで、公的予防接種プログラムによるアクセスを加速させたい考え。
田辺三菱「ラジカヴァ」ブラジルで発売、第一三共と提携
田辺三菱製薬は2月27日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「ラジカヴァ」(一般名・エダラボン)について、ブラジルで導出先の第一三共子会社が今月29日に発売すると発表した。両社は2019年にブラジルでのライセンス契約を締結。導出先によるラジカヴァの発売は今回が初めてとなる。